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ソムリエ、ワインエキスパート二次試験、過去の出題ワインの品種と生産国

2023年のソムリエ二次試験では、ソーヴィニョン・ブラン(フランス)、マルベック(アルゼンチン)、メルロ(日本)、ドライベルモット、スコッチウイスキーが出題されました。

ワインエキスパート二次試験では、ソーヴィニョン・ブラン(チリ)、リースリング(オーストラリア)、グルナッシュ(フランス)、テンプラニーリョ(スペイン)、ジンが出題されました。

詳細は下記をごらんください。

目次

  1. ▼ 2023年の出題ワイン
  2. ▼ 2022年の出題ワイン
  3. ▼ 2021年の出題ワイン
  4. ▼ 2020年の出題ワイン
  5. ▼ 2019年の出題ワイン
  6. ▼ 2018年の出題ワイン
  7. ▼ 2017年の出題ワイン
  8. ▼ 2016年の出題ワイン
  9. ▼ 2015年の出題ワイン
  10. ▼ 2014年の出題ワイン
  11. ▼ 2013年の出題ワイン
  12. ▼ 2012年の出題ワイン
  13. ▼ 2011年の出題ワイン

出題のまとめ、主な品種の出題率

  1. シャルドネ: 28%
  2. リースリング: 28%
  3. ソーヴィニョン・ブラン: 23%

  1. シラー(シラーズ): 23%
  2. ピノ・ノワール: 13%
  3. カベルネ・ソーヴィニョン: 13%

2023年の出題ワイン

ソムリエ

ソーヴィニョン・ブランは分かりやすいものが出題されたため、品種、生産国ともに正答された方が多かったようです。一方、マルベックとメルロは難しく、特にメルロは古い収穫年だったため、無難にカベルネ・ソーヴィニョンと回答された方が多かったようです。

ドライベルモットは良く出される飲料なので、対策をしていた人には簡単でした。スコッチウイスキーも正答された方が多かったようです。

ワインエキスパート

ソーヴィニョン・ブランは典型的なものが出題され多くの人が正答できましたが、生産国はさすがに判らなかった人が大半だったようです。リースリングも簡単で、多くの人が品種、生産国ともに正答されたようです。一方でグルナッシュとテンプラニーリョは難しく、品種を正答された方はほとんどいらっしゃらなかったと思われます。

ジンは簡単で多くの方が正答されたようです。

二次試験の出題ワイン

生産国品種または銘柄
ソムリエフランスソーヴィニョン・ブラン
アルゼンチンマルベック
日本メルロ

ドライベルモット

スコッチウイスキー
ワインエキスパートチリソーヴィニョン・ブラン
オーストラリアリースリング
フランスグルナッシュ
スペインテンプラニーリョ

ジン
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2022年の出題ワイン

ソムリエ

シャルドネは樽香がほとんど感じられないベーシックなもの。リースリングはドライで軽めなもの。シラーズは濃厚なもの。3種とも典型的なスタイルで品種は全て正答された人が多かったようです。

ピスコは飲んだことがない人が多く難しかったようですが、イエガーマイスターは特徴的なので対策をしていた人は正答できたようです。

ワインエキスパート

ソーヴィニョン・ブランはニュージーランドの典型的なもので、多くの人が正答できたようです。甲州は特徴が無く難しかったようです。カベルネ・ソーヴィニョンは典型的で多くの人が品種は正答できたようですが、生産国まで当てられた人は少なかったようです。フランスのシラーも典型的で品種は正答できた人が多かったようですが、生産国をオーストラリアと間違えた人が多かったようです。

オー・ド・ヴィー・ド・キルシュはほぼアルコールの香りのみで特徴に乏しく、難しかったようです。

二次試験の出題ワイン

生産国品種または銘柄
ソムリエフランスシャルドネ
ドイツリースリング
オーストラリアシラーズ

ピスコ

イエガーマイスター
ワインエキスパートニュージーランドソーヴィニョン・ブラン
日本甲州
アメリカカベルネ・ソーヴィニョン
フランスシラー

オー・ド・ヴィー・ド・キルシュ
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2021年の出題ワイン

ソムリエ

シャルドネは樽香が無く華やかで、リースリングだと思った人が多かったようです。サンジョヴェーゼは軽めのワインで、イタリア対策をしっかりしていた人は正答できましたが、ピノ・ノワールと間違えた人も多かったようです。メルロはカベルネ・ソーヴィニョンと良く似ているため、カベルネと無難に答えた人が多かったようです。

ラムとヴェルモットは、きちんと対策をしていた人は正答できました。ラムの色が薄く、ヴェルモットは甘かったそうですが、多くの方がなんとか両方当てたようです。

ワインエキスパート

リースリングは典型的で、多くの人が正答できたようです。白のヴィオニエはかなり変化球の出題で、選択肢に良く似ているゲヴュルツトラミネールとトロンテスがあったため、正答できた人はほとんどいないと思われます。テンプラニーリョはアルコール度数が高めで甘い香味があったため、メルロと無難に答えた人が多かったようです。チリカベは簡単でした。

テキーラには独特の植物性の香りを感じた方が多く、多くの方が正答されたようです。

二次試験の出題ワイン

生産国品種または銘柄
ソムリエフランスシャルドネ
イタリアサンジョヴェーゼ
アメリカメルロ

ラム

ヴェルモット
ワインエキスパートフランスリースリング
フランスヴィオニエ
スペインテンプラニーリョ
チリカベルネ・ソーヴィニョン

テキーラ
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2020年の出題ワイン

ソムリエ

白の2本はスタンダードな分かりやすいワインが出題され、ほとんどの人が正解されたようです。赤のネッビオーロはイタリア対策をしていた人にとっては簡単でしたが、イタリアを想定していなかった人は戸惑い、外観からピノ・ノワールと回答した人も多かったようです。

ホワイト・ポートは過去出題されていますが、普通の色が濃いポートしか知らない人が多く難しかったと思います。ウォッカは簡単でした。

ワインエキスパート

白のトロンテスは通算で2回目の出題でしたがノーマークだった人が多く、ほとんどの人が正解できなかったようです。フランスのカベルネ・フランも難しい出題でした。ほとんどの人が安価なボルドーワインと判断したようです。それでも残り2本を当てれば十分に合格できました。

ラムは簡単でほとんどの人が正解されたようです

二次試験の出題ワイン

生産国品種または銘柄
ソムリエフランスソーヴィニョン・ブラン
日本シャルドネ
イタリアネッビオーロ

ホワイト・ポート

ウォッカ
ワインエキスパートアルゼンチントロンテス
フランスシャルドネ
フランスカベルネ・フラン
ニュージーランドピノ・ノワール

ラム
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2019年の出題ワイン

ソムリエ

白のアリゴテは通算で3回目の出題ですが、ここ10年間は出題されておらず非常に難問でした。ほとんどの人が無難にフランスのシャルドネと回答したようです。

梅酒は初めての出題でした。ジンは良く出題されています。どちらも分かりやすい酒なので多くの人が正答できたようです。

ワインエキスパート

白のソーヴィニョン・ブランと赤のカベルネ・ソーヴィニョンは簡単だったと思います。生産国はともかく品種は2つとも分かった人が多かったようです。日本の甲州も出題が予想されていたため、多くの人が正答できました。

紹興酒は初めての出題でした。シェリーと迷った人が多数いて難問だったと思います。

二次試験の出題ワイン

生産国品種または銘柄
ソムリエフランスアリゴテ
アメリカカベルネ・ソーヴィニョン
スペインテンプラニーリョ

梅酒

ジン
ワインエキスパートニュージーランドソーヴィニョン・ブラン
日本甲州
イタリアサンジョヴェーゼ
オーストラリアカベルネ・ソーヴィニョン

紹興酒
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2018年の出題ワイン

ソムリエ

白のトロンテスは初めて出題された品種です。難しかったと思いますが、選択肢の中に良く似た香りがするゲヴュルツトラミネールがなかったため、トロンテスを飲んだことがある人は何とか選べたようです。

ワインエキスパート

リースリングとシャルドネは簡単だったと思います。生産国はともかく品種は2つとも分かった人が多かったようです。

一方、赤の2本は難しいです。日本のメルロは熟度の低いカベルネ系の風味がするワインでした。そのためフランスのカベルネ・ソーヴィニョンと回答した人が多かったようです。また、グルナッシュはフランスのシラーと回答した人が多かったようです。ただ、どちらも品種を間違えてもコメントの方向性は同じなので、これで十分合格できます。

ワイン以外の飲料は、分かりやすいベネディクティン(琥珀色の薬草風味のリキュール)が出題されたため、多くの人が正答したようです。

なお、この年は山崎も二次試験を受けてみました。感想をこちらにまとめています

二次試験の出題ワイン

生産国品種または銘柄
ソムリエアルゼンチントロンテス
フランスリースリング
オーストラリアシラーズ

マデイラ

カルヴァドス
ワインエキスパートドイツリースリング
オーストラリアシャルドネ
日本メルロ
フランスグルナッシュ

ベネディクティン
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2017年の出題ワイン

ソムリエ

サンジョヴェーゼは難しかったと思いますが、これは間違えた人が多かったと思いますので、正答できなくても合否には影響しなかったと思われます。

ワイン以外の飲料は、ドランブイ(ウィスキー風味のリキュール)はすぐに分かった人が多かったようです。しかしオー・ド・ヴィー・ド・キルシュ(さくらんぼのブランデー)は特徴が少ないため間違えた人が多かったようです。

ワインエキスパート

ミュスカデは特徴が乏しいため甲州と間違えた、または分からないため無難にシャルドネと回答した人が多かったようです。ガメは間違えやすいマスカット・ベーリーAが選択肢に無かったため、分かった人もいたようですが、無難にピノ・ノワールと回答した人が多かったようです。

マルベックを正答できた人はほとんどいないと思われます。他のワインも意表をつく出題だったので、結果としてソーヴィニョン・ブランのみ正答でき、他は生産国も品種も全て外した受験者が多かったようです。それでも十分合格できました。

ワイン以外の飲料は、分かりやすいサンブーカ(透明だが水を加えると白濁する甘いリキュール)が出題されたため、多くの人が正答したようです。

二次試験の出題ワイン

生産国品種または銘柄
ソムリエ日本甲州
オーストラリアカベルネ・ソーヴィニョン
イタリアサンジョヴェーゼ

オー・ド・ヴィー・ド・キルシュ

ドランブイ
ワインエキスパートチリソーヴィニョン・ブラン
フランスミュスカデ
フランスガメ
アルゼンチンマルベック

サンブーカ
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2016年の出題ワイン

この年からワインアドバイザー資格は無くなり、ソムリエと統合されました。また、ワインエキスパートのワイン以外の酒類の出題が1問に減りました。

二次試験の出題ワイン

生産国品種または銘柄
ソムリエフランスシャルドネ
オーストラリアシラーズ
日本マスカット・ベーリーA

マデイラ

アルマニャック
ワインエキスパートフランスリースリング
米国シャルドネ
オーストラリアシラーズ
スペインテンプラニーリョ

泡盛
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2015年の出題ワイン

二次試験の出題ワイン

生産国品種または銘柄
ソムリエフランスソーヴィニョン・ブラン
フランスリースリング
ニュージーランドピノ・ノワール

ジン

スイート・ヴェルモット
ワインアドバイザーオーストラリアリースリング
フランスシャルドネ
フランスシラー

コニャック

アマレット
ワインエキスパートオーストラリアリースリング
フランスシャルドネ
フランスシラー
米国カベルネ・ソーヴィニョン

コニャック

アマレット
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2014年の出題ワイン

二次試験の出題ワイン

生産国品種または銘柄
ソムリエ米国シャルドネ
オーストラリアカベルネ・ソーヴィニョン
フランスピノ・ノワール

ドライ・ヴェルモット

カルヴァドス
ワインアドバイザードイツリースリング
ニュージーランドソーヴィニョン・ブラン
米国ピノ・ノワール

シングルモルト・ウイスキー

ガリアーノ
ワインエキスパートドイツリースリング
ニュージーランドソーヴィニョン・ブラン
米国ピノ・ノワール
フランスシラー

シングルモルト・ウイスキー

ガリアーノ
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2013年の出題ワイン

二次試験の出題ワイン

生産国品種または銘柄
ソムリエオーストラリアシャルドネ
ドイツリースリング
フランスメルロ

マディラ

グラッパ
ワインアドバイザー日本甲州
フランスソーヴィニョン・ブラン
フランスカベルネ・フラン

カルヴァドス

トウニー・ポート
ワインエキスパート日本甲州
フランスソーヴィニョン・ブラン
フランスカベルネ・フラン
米国ピノ・ノワール

カルヴァドス

トウニー・ポート
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2012年の出題ワイン

二次試験の出題ワイン

生産国品種または銘柄
ソムリエドイツリースリング
米国ピノ・ノワール
フランスシラー

ホワイトポート

ダークラム
ワインアドバイザーニュージーランドソーヴィニョン・ブラン
フランスガメ
米国ジンファンデル

ジン

ホワイト・キュラソーまたはコアントロー
ワインエキスパートオーストラリアリースリング
フランスシャルドネ
フランスガメ
イタリアネッビオーロ

ホワイト・キュラソーまたはコアントロー

カルヴァドス
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2011年の出題ワイン

二次試験の出題ワイン

生産国品種または銘柄
ソムリエ米国シャルドネ
イタリアサンジョヴェーゼ
オーストラリアシラーズ

スーズ

テキーラ
ワインアドバイザー米国シャルドネ
フランスゲヴュルツトラミネール
オーストラリアシラーズ

マディラ

グラッパ
ワインエキスパート米国シャルドネ
フランスリースリング
オーストラリアシラーズ
スペインテンプラニーリョ

ドライ・ヴェルモット

ウオッカ