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ソムリエ、ワインエキスパート資格試験のおすすめの本と参考書

ここでは、ワイン受験.comがおすすめする、ソムリエ、ワインエキスパート資格試験対策用の本、参考書を紹介します。

ワインとグルメの資格と教室 2017

イカロス出版

もう20年くらい前から毎年改訂されながら出版されている定番のムック本です。ソムリエ資格試験を受ける人は、最初に必ずこれを買いましょう。

この本には、ソムリエ資格試験とはどのような試験なのか、合格するためにはどう勉強すれば良いのか、などがわかりやすく解説されています。また、合格者のインタビューやワインスクールの紹介なども掲載されています。

つまりこの本は、教科書や参考書ではなくガイドブックです。この本だけでは勉強はできませんが、情報を集めるためには非常に有用な本です。

なお、この本の巻末には、過去5年分の過去問が、正解と解説付きで収録されています。以前は過去問は、ソムリエ協会の教本に全て掲載されていましたが、2013年から教本への過去問の掲載がなくなりました。したがって過去問を手に入れるためにも、この本を買う価値はあります。

ワイン受験講座 2017

吉川直子/矢野恒/アカデミー・デュ・ヴァン編著、立花峰夫監修、成隆出版

アカデミー・デュ・ヴァンで使っている教科書です。私の同僚の先生が執筆されています。同様な本は他にも出ていますが、毎年一番きちんと改訂され、非常に良くできていて信頼性の高い教科書だと思います。

アカデミー・デュ・ヴァンのソムリエ試験受験対策講座では、ソムリエ協会の教本は使いません。全てこの本を教科書として授業を行います。この本は、ソムリエ協会の教本の中から重要なところ、試験に出やすいところをピックアップして、それをわかりやすくまとめた本です。

ソムリエ協会の教本を丸暗記すれば、ほぼ100点で合格することができるのですが、しかし、教本はA4版640ページもあるので実際問題不可能な事です。この本はそうではなく、90点で合格する事を目標にしています。したがって重要なポイントだけにしぼって解説しています。

私のおすすめ勉強法は、最初はこの本だけをひたすらやる事です。そして最後の最後、7〜8月になってからソムリエ協会の教本を補助的に使い、足りない知識を補う事。そうやってこの本がボロボロになるまで使い込み、95%以上の得点で合格する人が、私が教えているワインスクールにはたくさんいます。

ワイン受験ゴロ合わせ暗記法 2017

矢野恒著、成隆出版

私の同僚の矢野先生が執筆された、ソムリエ資格試験のための語呂合わせの本です。シャトーの格付けやAOCなどを語呂合わせで暗記するための本で、楽しい語呂合わせがたくさん載っています。

一つご紹介しましょう。

「ボルドーの次郎、ドルでガロを買収しろ!」

これは、ボルドー地方を流れる4つの川を、北から南へ時計回りに暗記するゴロ合わせです。

  • 次郎 = ジロンド川
  • ドル = ドルドーニュ川
  • ガロ = ガロンヌ川
  • しろ! = シロン川

と覚えてください。くだらないようですが、これはかなり効果的な覚え方です。なかなか忘れません。

必携 ワイン基礎用語集

遠藤誠監修、柴田書店

例えば「セパージュ」という用語、こういうのがワイン名かブドウ品種か醸造用語かわからなくて困ったことはありませんか?

この本は、そういった知りたい用語がすぐ引けるソムリエ資格試験対策に必携の一冊です。ソムリエ資格試験に出てくる用語をテーマ別で掲載し、50音順、アルファベット順の索引を使ってどんな方向からでも、知りたい用語がすぐ引けます。 また、テイスティングのコメント用語や主要なワイン産地、ブドウ品種一覧など使える情報をたっぷりと掲載しています。

この本は私の同僚の遠藤先生が中心となり、都内有名ワインスクールの講師約10名で共同執筆しました。ワインスクールのオールスターのような執筆陣です。私もフランスの章を担当しています。

改訂新版 ワインの過去問400

斉藤研一著、美術出版社

ソムリエ資格試験では、同じような問題が繰り返し出題される傾向があります。したがって過去問をやっておくことはとても大切です。でも、全ての過去問が繰り返し出題されるわけではありません。

この本は過去問の中から、繰り返し出題されている重要なものを400問選び、解答と解説が掲載されています。この本の内容は私も精査しましたが、問題の選び方がとても良いと思います。この本の問題がだいたい正答できるようになったら、十分に合格ラインに達していると考えて良いでしょう。

ワイン テイスティング

佐藤陽一著、株式会社ミュゼ

二次試験対策のために、テイスティングの参考書を1〜2冊買っておくと良いと思います。いろいろな書籍が出版されていますが、ソムリエ資格試験のテイスティングは少しクセがあり、洋書の翻訳や、日本の書籍でもWSETなど他の資格試験のことを念頭に置いた本だと、考え方に少しずれが出てきます。

この本は、全日本最優秀ソムリエの佐藤陽一さんによる、ワインティスティングを体得するための本です。ソムリエ協会の考えるテイスティングに、とても近い考え方で解説がなされていますので、おすすめできます。

また、この本の巻末には、主要品種の見分け方がわかりやすくまとめられています。特に独学の方は、この本を繰り返し読み、頭に入れると良いでしょう。

ワインテイスティングの基礎知識

久保將監修、新星出版社

2014年の暮れ、素晴らしい本が出ました! ワインテイスティングにおける外観の見方、香りの表現方法、味わいのとらえ方について、ものすごく初歩的なところからやさしく解説されています。しかもソムリエ協会の考えるテイスティングに完全に沿った教え方です。現在初心者だが独学でソムリエ資格取得を目指している方は必ず買うべき1冊でしょう。

また、この本には別冊付録で「ソムリエ・ワインアドバイザー・ワインエキスパート呼称資格認定試験・二次攻略テクニック」が付属しています。これは二次試験の解答テクニックをコンパクトにまとめた資料で、二次試験に持って行きたくなるくらいよくまとまっています。本から取り外せる小冊子なので、常時携帯しましょう。

ソムリエ、ワインエキスパート資格試験の問題集

残念ながら書籍でおすすめできる問題集はありません。それが私がこのサイトを制作した大きな動機です。書店に行くと何冊か見かけますので毎年内容は精査していますが、下記の理由でおすすめできません。

内容が古すぎる

2017年版などと銘打ち毎年改訂を装っていますが、内容は10年以上前からさして変わらず、近年の出題傾向からピントがずれています。残念ながら書籍の問題集はどうしてもこの傾向が目立つように思います。

ソムリエ、ワインエキスパート試験に特化していない

日本ソムリエ協会認定ソムリエ、ワインエキスパート「以外」の試験にも対応と銘打たれている本は、どうしても無駄が多くなり、ソムリエ資格試験では絶対に出ないような事まで覚える事になります。余計な事を覚えても実力はつきますが、ソムリエ資格試験の事だけ考えた本の方が、効率良く勉強できます。

問題が少なすぎる

これは紙の問題集では仕方ありませんが、どの本も掲載している問題の数が少なすぎます。一度解けばなんとなく解答の番号を覚えてしまってもう終わりです。パターンの異なる問題を繰り返し解き、解きながら覚えて行く練習ドリル的な使い方ができません。半分くらいのページ数を割いて過去問を載せている本もありますが、過去問はいろいろな本に全部出ていますので買っても無駄だと思います。

問題集はぜひワイン受験.comを活用してください。このサイトの問題集には上記の欠点はありません。