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ワインを当てる 6-1. 出やすい収穫年(白)

ソムリエ、ワインエキスパート二次試験で当てるということが求められる「収穫年」「生産国」「主なブドウ品種」という3項目の中で最も難しいのが収穫年です。

多くの受験者を見ていると、ほとんどの方が「えいや」と適当に決めているようです。本番の試験では時間が非常に限られているため深く考えることができず、仕方ありません。

しかし、やはり出やすい収穫年というのは存在します。過去20年間のソムリエ、ワインアドバイザー、ワインエキスパート二次試験の白ワインの出題について、試験年度の何年前の収穫年のワインが出題されたかをまとめてみました。例えば、2015年度の試験に2012年のワインが出題された場合は「3年前」とカウントしています。

収穫年出題率2016年度で相当する収穫年
1年前14%2015年
2年前49%2014年
3年前19%2013年
4年前16%2012年
5年前3%2011年
6年以上前0%2010年以前

白ワインは、半分くらいの出題が試験年度の2年前のワインです。実はこれは、白ワインが市場に出回るサイクルを考えると、ごく自然な事なのです。

白ワインは一般に、収穫の12〜18ヶ月後に日本で発売され、在庫がなくなり次第終売となり、次の収穫年に切り替わります。1年前だとまだワインが日本に到着していない場合も多く、逆に3年前だともう輸入元に在庫が残っていないことが多く、結果的に2年前というケースが一番多くなります。

このように出題率の大きなピークは2年前にあります。したがって収穫年がよく分からない場合は、もしそのワインに、

  • フレッシュさが十分に感じられれば

2年前(2016年度の試験なら2014年)を選択するのがベストでしょう。もしもそうではなく、

  • フレッシュというよりも、落ち着いた味わいで飲み頃だと感じられれば

3〜4年前を選択しましょう。このあたりは数多くテイスティングして感覚を体得する必要があります。なお、

  • 南半球が産地のワイン

だと思ったら、北半球よりも収穫時期が半年早いので、収穫年も1年新しくなることが多くなります。特に1年前という出題は、その多くが南半球のワインです。