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ワインを当てる 2-1. 出やすいブドウ品種(白)

ソムリエ、ワインエキスパート二次試験で「当てる」ということが求められる「収穫年」「生産国」「主なブドウ品種」という3項目の中では、品種が最も大切です。

品種が分かれば、生産国はだいたい見当がつきます。もし早飲みされる品種であれば収穫年も若い年に絞り込めます。また、品種が分かれば、そのワインの一般的特徴も分かるため、書くべきテイスティングコメントも見えてきます。つまり、品種を当てる、当てないはいろいろな箇所の得点に影響してきます。

さて、ソムリエ、ワインエキスパート二次試験で過去出題された事のある白ワイン用のブドウ品種は、作者の知る限りでは12品種ほどです。そして、今後出題されそうな品種を加えても15品種くらいが当面の出題範囲と言って良いと思います。

これらはまんべんなく出題されるわけではありません。下記の表は、過去20年間に出題された白ワイン用ブドウ品種上位10種の出題率です。

順位品種出題率
1シャルドネ33%
2リースリング24%
3ソーヴィニョン・ブラン20%
4ミュスカデ7%
5ゲヴュルツトラミネール4%
6シュナン・ブラン3%
7アリゴテ3%
8甲州3%
9セミヨン1%
10ヴィオニエ1%

出題率1〜5位までの品種で88%を占めています。これは確率論的に言うと、もし1〜5位までの品種をきちんと見極められるようになれば、白ワインが2本出題された時、少なくとも1本を正解できる確率は98%以上である、ということです。2本のうち1本当てれば、通常は十分合格できます。

テイスティングに自信のない方は、思い切って上位5種類くらいに絞り込んでトレーニングしましょう。上記の確率論の話を見ても分かるように、よほど運が悪くない限りこれで十分合格できます。

一部のワインスクールで行われているように、出そうな品種を片っ端からテイスティングする方法は、初級者にはわけがわからず苦痛だし逆効果です。いつまでたっても当てられるようにはなりません。