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ソムリエ二次試験、収穫年、生産国、ブドウ品種

ソムリエ、ワインエキスパート二次試験では、解答用紙の一番下はテイスティング・コメントを述べる部分ではありません。そのワインは何なのか当てるところです。この章では、出題されるワインの当て方について説明します。順番にお読みください。

問われる項目と選択肢の数

問われる事は下記の3項目、いずれも番号選択式のマークシートです。

  1. 収穫年: 1〜2年おきの5択くらい
  2. 生産国: 8択くらい
  3. 主なブドウ品種: 8択くらい

50%以上正解を目指しましょう

ワイン・エキスパートでお受けになる方は、白ワイン2本、赤ワイン2本、計4本出題されます。1本につき3項目 × 4本で12問に回答する必要があります。この中の6問以上を正解できるようにしましょう。

ソムリエの場合は白赤合わせて3本なので、3項目 × 3本で9問に回答します。この中の5問以上に正解しましょう。つまりコンスタントに50%以上を正解できるようになるまでトレーニングしてください。

2018年は生産国、品種の配点が低かったため、これらが当たらなくてもテイスティングコメントが良ければ合格できました。しかし、2019年は生産国、品種の配点が上がり、ある程度品種や生産国を当てないと合格が難しくなりました。また品種を外すと、普通はテイスティングコメントの方向性がずれてきて点を失います。合格の可能性が低くなるのは間違いないでしょう。

以下、この章では、より効率良くワインを当てるための基本的な知識と戦略について解説します。