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ソムリエ二次試験、出やすいブドウ品種(赤)

赤ワインの場合、ソムリエ、ワインエキスパート二次試験で過去出題された事のあるブドウ品種は、私の知る限りでは白ワインと同じく12品種ほどです。そして、今後出題されそうな品種を加えても15品種くらいが出題範囲と言って良いと思います。

出題されやすい赤ワイン品種

白ワイン同様、赤ワインもまんべんなく出題されるわけではありません。下記の表は、過去20年間に複数回出題された白ワイン用ブドウ品種上位11種の出題率です。これ以外の品種は全て1回しか出題されたことがありません。

赤ワイン品種別出題率
順位品種出題率
1カベルネ・ソーヴィニヨン22%
1シラー(シラーズ)22%
3ピノ・ノワール18%
4メルロ7%
5ガメ6%
5カベルネ・フラン6%
5サンジョヴェーゼ6%
8グルナッシュ4%
8ネッビオーロ4%
10ジンファンデル2%
10テンプラニーリョ2%

出題率1〜5位までの7品種で87%を占めています。これは確率論的に言うと、もし1〜5位までの7品種をきちんと見極められるようになれば、赤ワインが2本出題された時、少なくとも1本を正解できる確率は約98%である、ということです。

どうして品種が偏るのか?

さて、白ワインも赤ワインもどうして出題が一部の品種に偏るのでしょうか? どうしてまんべんなく出題しないのでしょうか? それは、そうすると問題が難しくなりすぎるからです。

仮にまんべんなく出題する事にした結果、白ワイン2本の出題が「アリゴテ」と「シルヴァネール」になったとしましょう。これらの品種をピタリと当てるのは、ソムリエの資格を取って5年以上たったシニア・ソムリエクラスの人にとっても至難の業です。まして、これからソムリエ、ワインエキスパートの資格を取ろうという方にとっては無理な注文といっても良いでしょう。

ほぼ全員の受験者が解けないような難問は、点差がつかないので出題の意味がありませんし、資格試験の問題としてふさわしくありません。出題する人も、このことは知っています。そのため、出題はどうしてもシャルドネやリースリングなど、よく知られた品種が中心となります。