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コメントの書き方 2. ソムリエ試験のテイスティング・コメント

ソムリエ、ワインエキスパート二次試験のテイスティングコメントは、昔は記述式の回答でした。つまり、解答用紙には、各ワインの外観、香り、味わいを記入する大きな白紙の解答欄があり、受験者はそこに前項のようなコメントを書き込んでいました。

しかし、この方式では採点が大変なので、1999年から番号選択式のマークシートに変更されました。例えば、

清澄度
1: 澄んだ、2: やや濁った、3: 濁った
濃淡
1: 淡い、2: 中くらい、3: 濃い

というように項目ごとにいくつかの選択肢が示されていて、その中から適切と思われるものを選び、その番号を答えます。選択肢は1つだけ選択できるところと、複数個選択できるところがあります。

選択肢は、日本ソムリエ教会教本の「テイスティング」の章に記載されている「テイスティングガイドまとめ」(2017年版ではP.548)から抜粋される事が多く、一部アレンジされる事もあります。

この方式では、どうしてもコメントが紋切り型になってしまい、細かいワインの特徴の違いを問う事ができません。正解がワンパターンになってしまいます。そのためか毎年少しずつ問い方や選択肢が変更され、改良が重ねられています。

これからトレーニングを始められる方は、番号選択式に頼らず、まずは白紙に日本語でコメントを書けるようになりましょう。その方が実力が付きます。ワインスクールによっては、いきなり番号選択式のマークシートで練習するところもあります。その方が効率は良いのですが、たとえ試験に受かったとしても、番号選択用紙がないとワインのコメントができないようでは有資格者とは言えません。