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香りのコメントの仕方 2-4. 特徴(赤・試験テクニック)

さて、実際の試験ではどのように回答すれば良いのでしょうか? 香りを具体的にコメントするところは、テイスティング・コメントの中で一番難しいところです。ご自身で感じた香りを選択するのが基本ですが、ソムリエ、ワインエキスパート二次試験では時間が限られているため、じっくりワインと向かい合って香りを拾い上げる時間はありません。

自信のない方は、下記の指針に基づいて選ぶことをおすすめします。

1. 果実・花・植物

この項目は、赤ワインの場合2〜8個選択します。ワインによって選択できる個数が変わりますので、臨機応変に対処してください。

果実

まず果実の香りを選択しましょう。選択できる個数の半分以上は、果実から選択するのが基本です。果実の香りが正解に入らない赤ワインが出題されることは、まずありません。

無難なのは下記の回答です。軽くてさっぱりしたワインなら番号の小さい方から、中くらいのワインなら真ん中あたりから、濃厚なワインなら番号の大きい方から、2〜4個選択する事をおすすめします。

  1. ラズベリー
  2. ブルーベリー
  3. カシス
  4. ブラックベリー
  5. ブラックチェリー

次に花の香りを選択しましょう。花の香りは果実の次に重要で、これも正解に入らないことは、まずありません。無難なのは下記の回答です。3つとも選択してもかまいません。

  • すみれ: 軽めの赤
  • 牡丹: 重めの赤
  • バラ: 若いワイン(軽め重め問わず)

その他

下記のように、特定の品種と強く結びついていて正解となりやすい回答もあります。もしあなたが「この品種だ」と自信が持てるのなら、これらを選んでもかまいません。ただし、その品種を外したら空振りする可能性も高くなります。

  • カベルネ・ソーヴィニョンまたはメルロ: 針葉樹、シダ
  • ピノ・ノワール: 紅茶
  • ガメ: イチゴ
  • ネッビオーロ: 干しプラム、乾燥イチジク

2. 香辛料・芳香・化学物質

この項目は、赤ワインの場合3〜6個選択します。選択できる個数によって臨機応変に対処してください。

定番の回答

赤ワインの場合、品種によって正解になりやすい回答が異なります。生産国やワインによって変わりますが、一般に無難な回答は下記の選択です。1が一番優先度が高くなります。

カベルネ・ソーヴィニョン、メルロ

  1. 樹脂
  2. 甘草
  3. ナツメグ
  4. 丁字

ピノ・ノワール、ガメ

  1. シナモン
  2. 甘草
  3. ナツメグ
  4. なめし皮

シラー、シラーズ

  1. 血液
  2. 甘草
  3. 黒コショー

これら以外の品種だと思った場合には、一番近いと思った品種を当てはめると良いと思います。

その他

もしもまだ回答数が余っていた場合、新樽熟成の甘く香ばしい香りが感じられたら、「ヴァニラ」または「カカオパウダー」を追加してください。