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香りのコメントの仕方 2-2. 特徴(白・試験テクニック)

さて、実際の試験ではどのように回答すれば良いのでしょうか? 香りを具体的にコメントするところは、テイスティング・コメントの中で一番難しいところです。ご自身で感じた香りを選択するのが基本ですが、ソムリエ、ワインエキスパート二次試験では時間が限られているため、じっくりワインと向かい合って香りを拾い上げる時間はありません。

自信のない方は、下記の指針に基づいて選ぶことをおすすめします。

1. 果実・花・植物

この項目は、白ワインの場合2〜6個選択します。ワインによって選択できる個数が変わりますので、臨機応変に対処してください。

果実

まず果実の香りを選択しましょう。選択できる個数の半分以上は、果実から選択するのが基本です。果実の香りが正解に入らない白ワインが出題されることは、まずありません。

無難なのは下記の回答です。軽くてさっぱりしたワインなら番号の小さい方から、中くらいのワインなら真ん中あたりから、濃厚なワインなら番号の大きい方から、2〜4個選択する事をおすすめします。

  1. 柑橘類
  2. 青リンゴ
  3. リンゴ ← ここが中心、一番適合率が高い
  4. 洋ナシ
  5. 花梨

注: 近年の試験では「ライム」「レモン」「グレープフルーツ」は「柑橘類」という選択肢一つにまとめられています。

次に花の香りを選択しましょう。花の香りは果実の次に重要で、これも正解に入らないことは、まずありません。無難なのは下記の回答です。2つとも選択してもかまいません。

  • すいかずら: 一般的
  • アカシア: 甘い香りがする

その他

下記のように、特定の品種と強く結びついていて正解となりやすい回答もあります。もしあなたが「この品種だ」と自信が持てるのなら、これらを選んでもかまいません。ただし、その品種を外したら空振りする可能性も高くなります。

  • シャルドネ: モモ
  • 樽のかかったシャルドネ: 炒ったアーモンド
  • リースリング: 菩提樹
  • ソーヴィニヨン・ブラン: メロン
  • ゲヴュルツトラミネール: ライチ
  • ミュスカ: マスカット

2. 香辛料・芳香・化学物質

この項目は、白ワインの場合2〜4個選択します。選択できる個数によって臨機応変に対処してください。

定番の回答

ワインにもよりますが、一般に無難な回答は下記の選択です。

  • 石灰: 若々しい白ワインのミネラル香を表現する最も一般的な用語
  • 貝殻: これも若々しい白ワインのミネラル香を表現する一般的な用語
  • コリアンダー: さわやかな白ワインの香りを表現する定番の用語

その他

果実、花と同じように、特定の品種と強く結びついていて正解となりやすい回答があります。もしあなたが「この品種だ」と自信が持てるのなら、これらを選んでもかまいません。ただし、その品種を外したら空振りする可能性も高くなります。

  • 樽のかかったシャルドネ: トースト、ヴァニラ
  • ソーヴィニョン・ブラン: 香木
  • シャブリ、甲州、ミュスカデ: ヨード
  • 甲州、ミュスカデ: パン・ド・ミ
  • 甲州: 丁字