ソムリエ二次試験、味わいのコメント、酸味
ソムリエ、ワインエキスパート二次試験では、ワインの酸味は下記のような用語で表現します。
白ワイン
度合い | 二次試験で使われる用語 |
---|---|
1 | なめらかな |
2 | 軽やかな |
3 | 爽やかな |
4 | はつらつとした |
5 | クリスプな |
6 | 直線的 |
7 | 堅固な |
赤ワイン
度合い | 二次試験で使われる用語 |
---|---|
1 | なめらかな |
2 | 軽やかな |
3 | 爽やかな |
4 | 生き生きとした |
5 | しなやかな |
6 | 直線的 |
7 | 堅固な |
WSETなど国際的なワイン検定では、酸味の強さは、低い→やや低い→中程度→やや強い→強い、と分かりやすく度合いを表現するのに対し、ソムリエ、ワインエキスパート二次試験で使われる用語は難しいです。また、白ワインと赤ワインで用いられている用語が微妙に異なります。
これは「形容表現を用いる」というソムリエ協会の基本方針のためです。国際的なソムリエコンクールなどでは、「中程度」のような度合いの表現は「爽やかな」というような形容表現に置き換えて表現することが求められます。
試験テクニック
白ワイン
原則として下記のように回答しましょう。どちらか迷ったら「爽やかな」と回答されることをおすすめします。
- 軽めの白: 爽やかな
- 重めの白: なめらかな
赤ワイン
原則としてワインを問わず「なめらかな」を選択しましょう。一番無難な回答です。