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ソムリエ二次試験、味わいのコメント、甘味

ソムリエ、ワインエキスパート二次試験では、ワインの甘味は下記のような用語で表現します。

度合い二次試験で使われる用語
1ドライ
2ソフトな
3まろやか
4豊かな
5残糖がある

甘味の表現は、WSETなど国際的なワイン検定と、日本のソムリエ協会の試験では異なりますのでご注意ください。WSETでは、味覚上甘いと感じる度合い、つまりワインに含まれる糖分の量をシンプルに辛口〜極甘口までの用語で表現します。

しかしソムリエ、ワインエキスパート二次試験では、ワインの中に残糖分が無く国際的には辛口に分類されるワインでも、濃厚な果実風味やアルコールのボリュームによってワインがまろやかに感じられる場合、下記のように細かく分類して表現します。

ドライ
シャープな風味の辛口ワイン
ソフトな
まろやかな風味がわずかに感じられる辛口ワイン
まろやか
まろやかな風味が十分に感じられる辛口ワイン
豊かな
まろやかな風味が強く感じられる辛口ワイン
残糖がある
本当に甘い、国際的には中甘口や甘口に分類されるワイン

試験テクニック

白ワイン

原則として下記のように回答しましょう。どちらかか迷ったら「まろやか」と回答されることをおすすめします。

  • 軽めの辛口白: まろやか
  • 重めの辛口白: 豊かな
  • 甘口白(例: ドイツの甘口リースリング): 残糖がある

赤ワイン

原則として下記のように回答しましょう。どちらか迷ったら「まろやか」と回答されることをおすすめします。

  • 軽めの赤: まろやか
  • 重めの赤: 豊かな