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味わいのコメントの仕方 2-1. 甘味

甘味、酸味、苦味、渋味、アルコールの度合いを表現するところは、香りの具体的な特徴と並び、テイスティング・コメントの中で一番難しいところです。口の中で感じられる味わいの成分を分析的にとらえ、強弱を表現します。ソムリエ、ワインエキスパート二次試験では、下記の項目に分けて考えるのが良いでしょう。

  1. 甘味
  2. 酸味
  3. 苦味
  4. 渋味
  5. アルコール

これらは全て、香りを嗅いだだけでは分からない事です。口に含んで確認する必要があります。また、感度は一人一人異なるため、プロ同士でも表現の度合いが異なることはよくあります。

2-1. 甘味

ワインの甘味は、下記のような用語で表現します。

度合い二次試験で使われる用語
1弱い
2まろやか
3豊かな
4残糖がある

甘味の表現は、WSETなど国際的なワイン検定と、日本の試験では異なりますのでご注意ください。WSETでは、味覚上甘いと感じる度合い、つまり糖分の量をシンプルに辛口〜極甘口までの用語で表現します。

しかしソムリエ、ワインエキスパート二次試験では、ワインの中に残糖分が無く国際的には辛口に分類されるワインでも、濃厚な果実風味やアルコールのボリュームによってワインがまろやかに感じられる場合、下記のように細かく分類して表現します。

  1. 「弱い」: 残糖分は無い、まろやかな風味も感じられないワイン
  2. 「まろやか」: 残糖分は無いが、まろやかな風味が感じられるワイン
  3. 「豊かな」: 残糖分は無いが、まろやかな風味が強く感じられるワイン
  4. 「残糖がある」: 残糖分がある、国際的には中甘口や甘口に分類されるワイン

試験テクニック

白ワイン

原則として「まろやか」を選択しましょう。ただし、すっきりして酸味の強い辛口ワインなら「弱い」を選択しましょう。そしてドイツの甘口リースリングのような甘口ワインなら「残糖がある」を選択してください。

赤ワイン

原則として「まろやか」を選択しましょう。ただし果実風味が濃厚なワインの場合は「豊かな」を選択しましょう。