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受講生の声・渡邉幸生さん

第6章 模試の活用・一次試験は80〜85%

複数校の模試を受けよう

模擬試験については、直前期に各スクールの模擬試験が一斉に始まります。ワイン受験.comにも模擬試験がありますが、個人的には1校の模試に限定せず、複数のスクールの模試を受けることをお勧めします。

模擬試験は各スクールとも最新の傾向を分析し、最大限の英知とプライドをかけて作成しているはずです。なぜなら、あまり的外れな模試を作るとスクールの評判に直結するからです。

複数のスクールの模試を受けると問題に関する共通項も明らかになり、「今年はこの部分が出るというのは、どこのスクールも共通の認識なんだな」と一定の傾向も見えてきます。その意味で、なるべく複数のスクールの模試を受けることをお勧めします。

さらに模試について、私が思う注意点が二つあります。

1. 点数を取るべきは本番、模試の点数は気にしない

一つは、点数で一喜一憂しないことです。模試での点数はさほど重要ではありません。大切なのはそこから最新の傾向を把握し、あやふやな知識を定着させることです。私も初期に受けた模試はボロボロで、合格ラインには到底満たない恥ずかしい点数でしたが、「これでいいのだ」と最初から割り切っていました。

なかには点数に向き合うのが怖くて模試を避けたり、「実力がついてから...」とかなり遅い時期に受けたりする人もいますが、点数を取るべきは本番ですから、模試は間違えることを前提に早めに受けましょう。いち早く間違え、いち早く修正を重ねて覚えていった方が合格に向けては生産的です。「模試で間違えた問題は本番では絶対に間違えない!」という心意気で復習することが大切かと思います。

2. 模試に時間を割くために、基礎は早めに仕上げる

注意点の二つ目は、模試の量が意外に多くて消化するのが大変ということです。だいたいどのスクールも模試は1パターンではなく、複数パターンを用意していると思います。模試を受け始めると、直前期はそれらの復習でいっぱいになることが予想されます。ですので、3月~6月の時点で「本番はまだ先だから...」とのんびりせず、基本部分はできるだけ早く仕上げておくことをお勧めします。

一次試験は80~85%

結果的に8/31に受けた2回目の試験は、確信を持って解けた問題が120問中84問(70%)、迷った問題が25問(約21%)、全くわからずヤマ勘で答えた問題が11問(約9%)という結果で、感覚としては80~85%ぐらいの出来だったのではないかと思います。

基礎力があれば傾向の変化にも対応できる

実感として2018年試験は傾向の変化にかなり振り回された感があります。2019年はどのようになるかわかりませんが、いずれにせよ基礎力を早い段階で身につけることがどの傾向にも対応するうえで必要なことだと思います。

その意味で私の場合、序盤から「スクールの授業」と「ワイン受験.comの問題集」、そして「ゴロ合わせ集」で基本に力を入れたことで、直前期は模試による新傾向対策に集中することができました。