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受講生の声・冨永真奈美さん

第2章 本気で試験対策を進める

年は明けて2019年3月。受験指導の第一人者である山崎和夫先生の試験対策ワインスクールでオリエンテーションを受けた。今年こそ気合いを入れて勉強しないと昨年の二の舞になる。しかし今年も仕事の状況は変わらないか、さらに忙しくなる予感があった。(実際そうなった。何度も「もうダメだ」と思った)だから限られた時間で勉強して合格するために、「すること」ではなく、「しないこと」を決めた。

合格するために徹底して「しない」

1. 他人のやり方は気にしない

まず、他人の勉強方法やその進度・深度を気にしないと決めた。山崎先生のワインスクールやワイン受験comで推奨される教材や勉強方法のみに絞ることにする。その他にも優れた勉強方法は多々あると思うが、見ても聞いてもすべてスルー。自分に合うかどうか分からないし、試す時間もない。ワインに関する幅広い読書や勉強は今後いくらでもできる。まずは合格しよう、そう思った。

2. 偏差値や判定は気にしない

次に、ワイン受験comがはじき出す偏差値や判定が悪くても気にしないことに決めた。というより、気にしている暇などない。気にして落ち込むのは、これ以上勉強できないというほど勉強しきってから。悪い判定によって振り返るべき弱いところが明らかになって良し、とポジに受け取る。そもそも教材の読み込みが甘いので内容を理解してないから間違えるのだ。素直に振り返って覚えるしかない。

3. 綿密すぎる計画は作らない

最後に、綿密すぎる勉強サイクルとルールは作らないと決めた。1次試験まで約5カ月も勉強を続けるから、途中で投げ出したくなるような計画ではうまくいかない。山崎先生の推奨する勉強方法やアドバイスを取り入れ、以下のようなごくシンプルなサイクルとルールで勉強を進めてみた。

  • 山崎先生のワインスクールで、重要分野の授業を受ける。
  • 授業で教わったことを軸に、「受験のプロに教わる ソムリエ試験対策講座 2019年度版」や地図帳を読み理解する。
  • ワイン受験comの問題を解く。一日一問メルマガも設定して問題を解く。移動中はスマホで問題を解く。
  • 間違えたり解けなかったりした問題については、いくら悩んでも正解は出てこないのですぐに教材で確認する。
  • ソムリエ協会の教本を補助的に使う。
  • 勉強については、基本的に山崎先生のアドバイスのみ取り入れる。下手に迷ったり時間を無駄にしたりしないようにするためである。

まずは主要3か国(フランス、イタリア、スペイン)を読み解き、その他の重要分野へ歩を進め、最後にモルドバやジョージアなどをさらりとさわった。こうしてみると、幅広く個所によっては浅く、およそすべてを勉強したと思う。

好きなようにワインが飲めない!

しかし6月くらいになると、どうにも気が滅入ってきた。仕事や家事を終えた後、食事時の楽しみであるワインの晩酌をせずに、疲れた体で机に向かい教材を開くことのむなしさ、つらさといったらない。

飲むと眠くなるから、飲みたいなら1日の最後まで抜栓を待たなければならない。ワインの勉強と言っても、実践的な2次のテイスティング練習はともかく、1次の試験内容はほとんど地理やワイン法を覚えること。

現実逃避してしまうことも...

世界各国東西南北、地理地勢などそもそもよく分かっていない。だから例えばルーマニアのページを開くとこうなる。「ルーマニアって旧社会主義国で、そういえばコマネチという体操選手がいたなあ。たけしがコマネチのネタをしてたっけ」とYouTubeで確認してしまうというという気の散りよう。

中学受験を控えた息子に「勉強中は集中!」などとエラそうに言っているが、自分はこの体たらくだ。「なんでこんな面倒な勉強を始めたのだろう。これでほんとにワインの知識が深まるのかなあ。美味しく楽しく飲んでいるだけでよかったんじゃないか」と脳内で子供のように駄々をこねるありさま。

「でもやっぱり、ただ美味しく飲むだけではなく、その先のもっと深淵な世界が見てみたい。ぶどうの金バッジもほしい」と気を取り直すことの繰り返しだった。この気持ち、受験した方なら分かってくださると思う。