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ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス N.Hさん

第2章 二次試験対策はワインセットを活用

一次試験は8月上旬と下旬の2回受験する事にしていて「1度目は落ちても2度目に本腰を入れて合格しよう」と思っていましたが時間的余裕ができたので早くに二次試験に取り掛かれました。

二次試験の勉強は山崎先生の紹介されている基本の赤白ワイン6本セットと、シャルドネに自信がなかったのでシャルドネの先産地別3本セットを購入させていただきました。

こちらも試験本番に即したコメントシートと解説動画があるのですんなりと理解できました。 あとは試験に出そうな品種の中から(マイナーな土着品種などは除外)¥1000-3000台のワインをひたすら飲みました。C1000の小瓶に移し替えブラインドテイスティングとテイスティングコメントシート記入の繰り返しです。

品種のコメント・冷涼産地・温暖産地のコメントを覚えました。また過去の出題傾向を調べて、出題ワインは隔年で「白1赤2」「白2赤1」となっている事がほどんどと気づき今年は「白2赤1」のはずと思い白ワインに力をいれてトレーニングしました。

また過去に同国・同品種のワインは連続して出題されていないようなので前年出題ワインを可能性から外しました。

二次試験当日

予想通り「白2赤1」

まずは色調を見て1番色の薄い2つ目の白ワインから飲んでいきます。線の細い酸味、ペトロール香は感じないが残糖もない→フランス リースリングと回答 正解:ドイツ リースリング

1つ目の白ワインに移行、少し黄色掛かって強く無いが樽香あり。白桃の味でシャルドネと確信。フランスだと感じたが前年はフランス シャルドネがあった事からフランスを除外し、チリ シャルドネと回答 正解:フランス シャルドネ

前年出題のシャルドネはもしかして樽無しで、今回の樽ありシャルドネとは別品種のような扱いだったのかな..。いずれにしても同国・同品種のワインは連続して出題されないという事は無いようです。

3つ目の赤ワインに移行、濃い色調。口に含むと青っぽい香り。フランス カベルネ・ソーヴィニヨンと回答。正解:オーストラリア シラーズ

4つ目のリキュール、さくらんぼの香り オードヴィードキルシュと回答 正解:ピスコ(ペルーの蒸留酒 知りませんでした…)

5つ目のリキュール、イェーガーマイスター。普段から飲んでいたので迷う余地無し。正解

ちなみに以上はマークシートに記入する形式ですが、シャープペンでは芯が細いので塗りつぶすのに時間が掛かります。先の尖っていない鉛筆が最適かと思います。