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ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス Yukiさん

第2章 私なりの勉強法: 市販テキストから教本一本に

どのワインスクールに通ってもやはり最終的には自分で勉強しなければなりません。私の場合、まず何をやるべきか、自分に合った勉強法は何か探るため最初は手当たり次第に市販の試験対策本を買い漁りました。当時市販されていたソムリエ・ワインエキスパート試験関連の本はほぼ全て購入しました。

当初は市販の参考書

試験内容についてはとにかく情報量が多いです。勉強開始当初は、何しろソムリエ協会の教本が余りに分厚く、自分にはあまりにハードルが高く感じたため当初はほぼ教本には手をつけず、試行錯誤しながらまずは「ワイン受験講座」(アカデミー・デュ・ヴァン)と「受験のプロに教わる ソムリエ試験対策講座」(杉山明日香)をベースに勉強し、補足として辞書代わりに教本を参照するというやり方を2カ月ほど続けました。

しかし教本一本に移行

ただ勉強を進めて行く中で、このやり方では自分の場合、

  • 複数の教材を行ったり来たりすると、それぞれの記載方法、内容や場所が異なることから頭に残らず非常に効率が悪いと感じてきたこと
  • 何より試験は「ソムリエ協会の教本の中から出題される」

ということだったため、途中からソムリエ協会の教本一本に絞りました。とにかく時間が限られていたため、最終的にはこれが自分の場合正解でした。

教本一本の方が迷いがなくなる

一次対策として、教本一本しか見ないため、どの本を見れば良いかという迷いがなくなり、やればやる程教本のどの辺りに記載されているか、記載のある教本のページのイメージが思い浮かぶようになっていきました。

後半は「読んだことがないページはない」と言える程に教本を読み込むようにしました。同時に、自分独自にPCや紙に要点のまとめや地図を描くということも行いました。ただ、勉強方法に全員に当てはまるような決まった答えはありません。自分に合ったそれぞれのやり方を見つけていくのが何よりも重要だと思います。