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日本・ワイン法

日本ソムリエ協会教本2024 P.82〜129

ワイン法

国内製造ワインと日本ワイン(重要度C)

まずP.89を一読し、「国内製造ワイン」と「日本ワイン」の違いを理解しましょう。ここが直接問われることはないと思いますが、日本ワインを理解する上で重要なキーワードです。

例題: 次の中から日本で「日本ワイン」と表示されるワインを選択してください。

  1. 日本国内で醸造された果実酒および甘味果実酒。輸入ワインも混和できる。
  2. 国産ブドウのみを原料とし、日本国内で醸造された果実酒。
  3. 日本国内で醸造された果実酒および甘味果実酒。濃縮果汁は使用できない。
  4. 国産ブドウ85%以上を原料とし、日本国内で醸造された果実酒。

正解: 2

果実酒の規定(重要度C)

P.88左〜を一読してください。ここもめったに問われませんが、ここ以降の箇所を理解するために読んでおく必要があります。

例題: 次の中から日本の酒税法における果実酒の規定の一部として正しいものを選択してください。

  1. 果実に糖分の添加はできるが水の添加は不可。
  2. 干しぶどうを使うことはできない。
  3. 濃縮果汁を使うことができる。
  4. 色素や植物を浸漬することができる。

正解: 3

国産ワインの表示に関する基準(重要度A)

P.89の図が重要です。下記の事項を整理して覚えましょう。おそらく今年もここから1問出るでしょう。

  • ラベル表示を規定する法の施行年月日(2018年10月30日、P.88左)
  • 海外原料を使用したワインのラベル表示(P.89上段の図)
  • 日本ワインのラベル表示(P.90左)
  • 「東京ワイン」、「東京産ブドウ使用」、「東京醸造ワイン」の違い(P.89中段の図)
  • 地名、品種、収穫年の表示ルール(何%以上の時に表示が許されるのか)(P.90左)

例題: 次の中から日本で輸入濃縮果汁を使用した国内製造ワインのラベル表示規定として正しいものを選択してください。

  1. 産地名の表示は不可、品種名、収穫年の表示は可能
  2. 品種名の表示のみ可能、産地、収穫年の表示は不可
  3. 産地名、品種名、収穫年表示は全て不可
  4. 輸入ワイン使用と表示する義務がある

正解: 3

例題: 日本ワインのラベル表示例で「東京ワイン」という表ラベル表示の意味を選択してください。

  1. 東京都で収穫したブドウを使用して、東京都以外で醸造したワイン
  2. 東京都以外で収穫したブドウを使用して、東京都で醸造したワイン
  3. 東京都で収穫したブドウを85%以上使用したワイン
  4. 東京都で収穫したブドウを85%以上使用して、東京都で醸造したワイン

正解: 4

地理的表示制度(重要度C)

P.90右〜、ここは近年の日本ワインで重要な出来事です。下記の事項を整理して覚えましょう。

  • 地理的表示制度において指定されている産地(P.91表、P.42右〜も合わせて読むこと)
  • ワインの5つの地理的表示が指定された年代(P.91上表)

例題: 次の中から日本の酒類の地理的表示制度において指定されている産地を選択してください。

  1. 壱岐
  2. 長野
  3. 桔梗ヶ原
  4. 勝沼

正解: 1

問題集をやりましょう

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