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オーストリア・ワイン法

日本ソムリエ協会教本2017 P.155〜170

オーストリアのワイン法(重要度A)

オーストリアのワイン法は、ドイツのワイン法とよく似ているのですが少し違うところがあります。そこを整理して覚えましょう。

まず、「カビネット」というカテゴリーは、ドイツではプレディカーツヴァインの中に属する一カテゴリーです。しかし、オーストリアでは独立した一つのカテゴリーです。また、 ドイツとオーストリアでは、プレディカーツヴァインに含まれるカテゴリーが微妙に異なります。

ドイツの場合(P.98右下〜P.99左中)

  • プレディカーツヴァイン
    1. トロッケンベーレンアウスレーゼ
    2. アイスヴァイン
    3. ベーレンアウスレーゼ
    4. アウスレーゼ
    5. シュペトレーゼ
    6. カビネット

オーストリアの場合(P.160左中〜P.160右中)

  • プレディカーツヴァイン
    1. アウスブルッフ(重要 P.160右上)
    2. トロッケンベーレンアウスレーゼ
    3. シュトローヴァイン(重要 P.160右上)
    4. アイスヴァイン
    5. ベーレンアウスレーゼ
    6. アウスレーゼ
    7. シュペトレーゼ
  • カビネット

例題: 次の中から正しい物を選択してください。

  1. カビネットは、ドイツのワイン法ではクヴァリテーツヴァインに含まれるが、オーストリアのワイン法ではプレディカーツヴァインに含まれる。
  2. カビネットは、ドイツのワイン法ではプレディカーツヴァインに含まれるが、オーストリアのワイン法ではプレディカーツヴァインには含まれない。
  3. カビネットは、ドイツのワイン法でもオーストリアのワイン法でもクヴァリテーツヴァインに含まれる。
  4. カビネットは、ドイツのワイン法でもオーストリアのワイン法でもプレディカーツヴァインに含まれる。

正解: 2

例題: 次の説明に最も良く合致するオーストリアワインのカテゴリーを選んでください。 「完熟したブドウを藁もしくは葦の上で、あるいは空中にひもで吊して自然乾燥させ、糖度の高くなったブドウで造る。」

  1. ベーレンアウスレーゼ
  2. シュトローヴァイン
  3. ベルクヴァイン
  4. アウスブルッフ

正解: 2

また、下記のような記述にも注意してください。

  • オーストリアのカビネットはドイツのそれよりもエクスレ度が高い(P.159左上)
  • 補糖が許されるカテゴリーと許されないカテゴリー(P.160左中、補糖についてはP.19右上)
  • 最低アルコール度数(P.160左中)

例題: 次の中からオーストリアワインで補糖が許されているカテゴリーを選択してください。

  1. クヴァリテーツヴァイン
  2. アウスブルッフ
  3. シュトローヴァイン
  4. プレディカーツヴァイン

正解: 1

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