ソムリエ、ワインエキスパート試験 2020年からの変更点

1. 教本は電子書籍でも配布されます

従来は、一次試験を申し込みした人全員に、その年度のソムリエ協会教本が通常の書籍のかたちで配布されていました。2020年からは、通常の書籍 + 電子書籍でも配布されるようになりました。

教本は約860ページ、重量が約1.5キロあり持ち運びが大変でしたが、電子書籍が手に入れば、外出先での閲覧がずいぶんと楽になりますね。

2. 免除規定が変わりました

今までは二次試験で不合格になった場合、翌年から3年間は一次試験免除で再受験できました。2020年からは翌年から5年間、最大3回まで一次試験が免除となります。

再受験できる回数は変わりませんが、期間に余裕ができました。テイスティングが苦手な人は、とりあえず一次合格を目指し、一次に合格してからじっくり二次の勉強をすることもできるようになりました。

3. 試験の申し込み日により、会場予約開始日が変わります

2020年から、試験の申し込み日によって一次試験会場と日時の予約開始日が変わるようになりました。早く申し込んだ人は、早く予約できるようになりました。8月の最終週など大勢が集中する受験日は、あっという間に予約が一杯になり希望する日時を取りにくかったのですが、早めに申し込んだ人が優先されるようになりました。