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ソムリエ試験で必要な職務経歴書 2024年

2024年にJ.S.A.ソムリエを受験する方は、2024年8月31日時点で、3年以上の業務経験と月90時間以上の勤務が必要です。また、ソムリエの職務が本職(主たる職業・職務)であり、全収入の60%以上をソムリエの職務により得ていることが必須条件となります。

それを証明するために、ご自身の業務経歴を記入し、かつ現在の勤務先の責任者に押印してもらった書類を準備しないといけません。J.S.A.ワインエキスパートを受験する方は不要です。

用意する書類

職務経歴書
今までの業務経歴(会社名、業務内容、入社年月、退社年月、経験年数など)を記入し、現在の勤務先の責任者の押印が必要です。
その他の書類
給与明細、従事証明書、年間スケジュール表、営業許可証、酒類販売免許、印鑑証明、確定申告書、源泉徴収票などの提出を求められることがあります。

必要な受験資格と書類は、募集要項に詳しく記載されています。よく読んで準備しましょう。用意した書類は期日までに提出します。

書類審査

一次〜三次まで全ての試験に合格した後に、書類審査が行われます。もしも書類が規定通り正しく提出されていない場合は合格取り消しとなります。この場合、再受験されても翌年の一次、二次試験は免除にはなりません。最初からやり直しとなります。

趣味の方はワインエキスパートで受けよう

以前から、全く飲食とは関係の無い仕事をしているのに、どこかのレストランに勤めていると偽ってソムリエの資格を取る人が後を絶ちません。そのため、年々業務経歴の審査は厳しくなっています。

確かにソムリエの方が聞こえが良いのですが、明らかに違う仕事をしている人がソムリエの資格を持っているのは、詐称が見え見えなのでかっこ悪いと思います。ワインが仕事じゃなくて趣味の方は、堂々とワインエキスパート資格で受けましょう。

ソムリエとワインエキスパートが同等の資格であるということは、ワインを趣味としている人たちのあいだでは常識となっています。

経験年数がたらない方はワインエキスパートで受けよう

ソムリエ、ワインエキスパートどちらかに合格した人が、違う方の呼称を受け直す時、5年間は一次試験が必ず免除になります。

飲食店に勤務しているのだが経験年数が3年に満たないため、ソムリエでは受けられない人は、とりあえずワインエキスパートを取得しておきましょう。後でソムリエを取り直す時、一次試験が免除となります。