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信じてはいけない事

昔のソムリエ、ワインアドバイザー、ワインエキスパート試験は、今よりずっと簡単だったのです。また、やり方も今とは異なっていました。だから、みなさんよりも先に資格を取られた先輩たちのこんなアドバイスを真に受けてはいけません。

ていねいなテイスティングコメントを書けば、品種なんか当たらなくても合格できる

昔は確かにそうでした。二次試験は番号選択式のマークシートではなく、日本語でコメントを記述する方式だったのです。したがって、細かくていねいにコメントすればそれは点になりました。また、そもそも二次試験の難易度自体も今よりずっと簡単でした。

今は状況が異なります。品種を全部外しても合格する人はいますが、それは例外的なケースです。普通は落ちます。

とにかく一次、一次が終わってから二次の練習

昔は確かにそうでした。一次さえ合格すれば二次はだいたいフリーパス。つまり、二次試験の合格率が高く設定されていたのです。

今は状況が異なります。近年、ワインエキスパートの二次試験単体の合格率は、問題の難易度にかかわらず60%〜70%です。つまり10人に3〜4人は必ず落ちるのです。一次試験を通過したそれなりのレベルの人が競い合い60〜70%というのは厳しい戦いです。

一日も早く二次のトレーニングを始めましょう。テイスティングは一ヶ月やそこらでは決して上達しません。