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ソムリエ二次試験、信じてはいけない事

昔のソムリエ、ワインエキスパート二次試験は、今よりずっと簡単だったのです。また、やり方も今とは異なっていました。だから、みなさんよりも先に資格を取られた先輩たちのこんなアドバイスを真に受けてはいけません。

とにかく一次、一次が終わってから二次の練習

昔は確かにそうでした。一次さえ合格すれば二次はだいたいフリーパス。つまり、二次試験の合格率が高かったのです。

今は状況が異なります。2018年のワインエキスパートの二次試験単体の合格率は67%、つまり3人に1人は必ず落ちるのです。一日も早く二次のトレーニングを始めましょう。テイスティングは短期間ではなかなか上達しません。

2ヶ年計画もアリ

ただし、一次さえ通過すれば二次は落ちても、翌年から3年間は一次試験が免除されます。したがって「とりあえず今年はまず一次の合格を目指す」というやり方も可能です。ご自身のレベルに応じて選択してください。

ていねいなテイスティングコメントを書けば、品種や生産国なんか当たらなくても合格できる

本当にテイスティングコメントが良ければ合格できます。しかし、品種や生産国を外すと、普通はテイスティングコメントの方向性がずれてきて点を失います。合格の可能性が低くなるのは間違いないでしょう。

当てなくても大丈夫な場合

品種や生産国が当たらなくても支障ないのは、難しい品種の場合です。例えば2017年にアルゼンチンのマルベックが出題されましたが、こんなの誰も分かりません。多くの人が無難にアメリカやチリのカベルネ・ソーヴィニョンと回答したと思います

全員が分からない設問は、問題が存在しなかったのと同じです。そしてテイスティングコメントの方向性はほぼ同じなので、コメントをしっかり仕上げていれば全く支障ありません。

当たらないとまずい場合

しかし、例えばアメリカのシャルドネを、オーストラリアのリースリングと間違えたとします。この場合は、テイスティングコメントの方向性が全くずれてきます。大幅に点を失うと思いますので、確実に合格の可能性は低くなるでしょう。

「テイスティングは品種当てゲームじゃないんだよ」と説く人もいます。おっしゃる通りだと思います。しかし試験では1点でも多く取れるように努力すべきです。