ソムリエ二次試験、基本の回答パターン
ソムリエ、ワインエキスパート二次試験のテイスティングコメントは、先入観を持たず、真剣にワインと向き合い、自分の感じた通りを回答するのが基本(建前)です。しかし初心者がそうやっても、なかなか点は取れないと思います。やはり「回答の型」(パターン)というのが存在しますので、それを覚えるべきです。
ここでは下記の4種類のワインについて、最も基本となる回答パターンを示します。全てPDFファイルです。ダウンロードして印刷することをおすすめします。
- 軽めの白ワイン、基本の回答パターン
リースリング、ソーヴィニョン・ブランなど樽香がなく、軽めのワイン - 重めの白ワイン、基本の回答パターン
色が濃く、樽香のある重めのシャルドネなど - 軽めの赤ワイン、基本の回答パターン
ピノ・ノワール、ガメなど色の淡いワイン - 重めの赤ワイン、基本の回答パターン
シラー(シラーズ)、カベルネ・ソーヴィニョンなど色の濃いワイン
この通り回答しても満点は取れません。しかし過去10年間の正解を精査した結果、これが最も無難な回答であり、覚える価値はあります。多くのワインスクールでも同じ事が教えられています。この基本パターンをベースにして、目の前のワインがそのパターンと異なるところを臨機応変に対処することをおすすめします。