その他のコメントの仕方 1. フレーヴァー
ソムリエ、ワインエキスパート二次試験では、外観、香り、味わいのコメントを仕上げたら、最後に下記の項目についてコメントします。
- フレーヴァー(2016年から無くなりました)
- 評価
- 適正温度
- グラス
- デカンタージュ
1. フレーヴァー
注: この項目は2016年から無くなりました。解答の必要はありません。
フレーヴァーとは日本語で「風味」です。これは香りと味わいを合わせた印象です。通常は下記のような用語を複数個組み合わせて表現します。
度合い | 二次試験で使われる用語 |
---|---|
1 | ミネラル感のある |
2 | フレッシュ |
3 | フローラル |
4 | フルーティ |
5 | 濃縮した |
6 | スパイシー |
他にも表現はありますが、ソムリエ、ワインエキスパート二次試験では、これくらい知っておけば対応できます。
度合いが小さいほうの用語は、風味が軽めのワインに使われることが多い表現です。度合いが大きいほうの用語は、風味が重めのワインに使われることが多い表現です。
試験テクニック
白ワイン
原則として、軽めのワインの時は「フレッシュ」を選択しましょう。重めのワインの時は「フローラル」を選択しましょう。どちらか迷った時は「フローラル」をおすすめします。
また、2個選択可能な場合は両方選択しましょう。2015年の二次試験では2個の選択が求められました。
赤ワイン
原則として、軽めのワインの時は「フルーティ」を選択しましょう。重めのワインの時は「濃縮した」を選択しましょう。どちらか迷った時は「フルーティ」をおすすめします。
また、2個選択可能な場合は両方選択しましょう。3個選択できる場合には「フローラル」を追加しましょう。2015年の二次試験では2〜3個の選択が求められました。