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受講生の声・ Setsu Oshioさん

第2章 二次試験対策はクラスのみなさんと小瓶交換

二次試験対策

二次試験対策について、山崎塾の二次試験対策講座では理論を勉強しました。ワインのテイスティングはないので、クラスのみなさんと小瓶交換をしたり、試験に出そうなタイプのワインを自分で購入して小瓶に移し、冷蔵庫で保管してシャッフルしてブラインドテイスティングの練習をしました。

また、一次試験から二次試験までは少し時間があるので、二次試験対策講座の資料を読みながら、他のワインスクールやワインショップ、酒精強化ワイン専門店のテイスティング講座を合計で6回程度受けました。

その他の酒類のテイスティング対策は、バーだと暗くてお酒の色がわかりづらく種類も多いので何度通ってもキリがないなと考え、通信教育で対策をしました。

二次試験当日は、試験会場に入るギリギリまで山崎先生の二次試験対策講座の資料を読み込みました。会場のエスカレーター前まで山崎先生も激励にきてくださり、クラスのみなさんもいたので、とても心強かったです。

二次試験はとにかく時間が限られており、またワインによって求められるテイスティングコメントの回答数が異なりますので間違って回答しないように注意してください。また品種をいつまでも迷っていると時間がどんどんなくなりさらに焦って冷静に回答できなくなりますので、求められている数のテイスティングコメントの回答スピードを上げるための練習(例えばワイン一種類に5分とか)を事前にしておくことを個人的におすすめします。

自分の勉強方法を振り返って

春から勉強をスタートしましたが、仕事をしつつだったので進みが遅く、またおそらく周りのみなさんも同じ状況だと思うのですが、一度勉強した内容も時間をおくと一次試験までにどんどん忘れてしまうので、勉強済の国の問題集をワイン受験.comで再度繰り返したり教本を読み返しました。

教本もすごい厚みなので最初は面喰いましたが、読み物としてとても面白いので、分冊して時間があるときにちょこちょこ読み進めておくと試験直前にパニックにならないと思います。私は一次試験の1か月くらい前から、出題頻度の高い国や項目から順番にスケジュールを立てて、山崎塾の資料とともに教本を再度読んで復習(というかどんどん忘れるので新鮮な気持ちで勉強)しました。

同時に、勉強している国のワインに関係する情報をネットで調べたり、ワイン造りのドキュメンタリー映画や動画を見て脱線しつつ、でもなんだかんだお盆休みなどは食事以外はほぼ一日中机に向かっていました。一次試験を受けた印象として、暗記する問題というよりも、教本を一度は読んでいないと回答できないような文章問題が多かったように感じたので、教本を少しずつ何度か読んでおくのが良いと思いました。

何より私の場合は、家族が一緒に受験準備をしていたので、わからないことや気づいたことをお互いに話しながら準備を進めることができ、またテイスティングも二人でシェアしながら対策ができたので肝臓にも優しく、とてもありがたかったです。

ワインエキスパートに合格して

これまで自分が好む国や品種のワインばかり選んで購入していましたが、ワインエキスパートの勉強をしたことで、ワインの選択肢や楽しみ方が明らかに広がりました。これまでに手が伸びなかった国や品種のワインの魅力、その他の酒類の美味しさを知るきっかけにもなりました。また、同じ勉強を続けてきたクラスのみなさん、ワイン好きな友人、そしてワイン造りや販売に携わる方々とのお話しも一段と楽しくなりました。

私の経験談がみなさまの今後の挑戦に少しでもお役に立つようですと幸いです。1次、2次試験に備えて体調を整えるのも大変な状況が続いておりますが、陰ながらみなさまのご健闘をお祈りしております!!