受講生の声・QUOさん
第2章 一次対策・イタリアに苦戦3週間
気軽に参加した一次対策講座でしたが、山崎先生の授業が非常に簡潔で分かりやすく、毎回新たな知識を学べそれが定着していく楽しさから、この調子だったら今年受験をしてみようと思い出したのが、5月中旬ぐらいからでした。
そこから少しずつ勉強を始めましたが、暗記がとても苦しかったです。社会にでてから、大量な情報を暗記するという機会がなかったので、頭の柔軟体操的に最初は1つずつ丁寧に暗記を繰り返していました。
ノートにまとめ、問題を解く
とはいえ、覚える情報は膨大です。6月に入る頃にはどう考えても時間が足らないと感じ、暗記量を増やしていきました。具体的には、ノートにまとめたり、地図を何度も自分で書いたり、ワイン受験.com問題集で同じ問題を何度もやったり、声にだしたり、自宅の壁に貼ったりと、やり方方法を変えて、暗記を定着させていきました。
忘れたら覚え直すの繰り返し...
忘れたらもう一度覚えなおす! よし、覚えた!と思い安心した翌日には忘れている。もう一度覚えなおす! 覚えたら、次は新しい情報を覚える。新しい情報が入ると以前覚えた情報を忘れている。この繰り返しで途方に暮れそうでした。そうしたとき、1か月前は1ミリも解けなかった自分がいたよね?と自分を鼓舞しながらやり続けました。
最も苦しかったのはイタリアです。州を覚えるのも一苦労でしたが、DOCGはかなり苦戦しました。3週間ぐらい時間を要したと思います。
語呂合わせに救われる
暗記法について得策がないかスクール仲間に相談したところ、こじつけて語呂合わせをしている人が多かったので、こじつけたイメージの言葉や、先生の言葉、ワインバーで店員さんが言っていた言葉など、色々なことに無理やりこじつけて覚えていくようにしたところ、飛躍的に暗記が楽になりました。
また先生から教本をしっかり読むように言われていましたので、暗記に疲れたら教本を読みました。ですので、受験勉強中は教本読書が一番楽しかったです。
このようなやり方で、通勤中、移動中のスキマ時間を使って1日1時間ぐらい勉強を続けていました。もちろん1時間も取れない日はありましたが、1日のうち10分でもワイン受験.comあるいは教本を読む、どちらかはやるようにしました。
7月(試験モードに入る)
7月に入り、ワイン受験.comの模擬試験を初めてトライしました。なんと35点しかとれませんでした。この時からスキマ時間だけでは足らないと感じてきて、仕事前後にまとまった時間をつくり、1日平均2時間位は勉強に費やしました。
模擬試験を解く。間違ったところを教本で確認。そしてノートにまとめる。苦手な箇所をワイン受験.comの問題集で復習。そしてまたワイン受験.comの模擬試験を解く。
これを7月中はずっとやり続けました。模擬試験は1度やったら終わりではなく、同じ模擬内容を何度も解く。1週間後にまた解く。このように大量の模擬問題に触れるより、少量の問題を何度も解き自分に馴染ませるやり方を、私は徹底しました。7月の間で約10回分の模擬試験を解いて復習したかと思います。