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ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス ソムリエかおりんさん

第1章: 無料オリエンテーションに参加し通学講座へ進む

きっかけ: 美味しい自然派ロゼワインとの出会い

「イタリア エミリア・ロマーニャ ピニョレット マリア・ボルトロッティ ボスコ」

今思えば木樽で発酵したのでしょうが、少しスモークがかったこのワインの不思議な魅力に憑りつかれ、海の生ハムと呼ばれるカジキの燻製生ハムと一緒にいただくことが至福でした。行きつけの自然派ワイン店でとても美味しいオレンジワインに出会ってしまったのがソムリエを志すことになったきっかけです。

いつどこで誰の手によってどのようにして造られたのか、なぜこの味にすると決めたのか、生産者に直接会って聞きたいことばかりでした。しかし回答を得たとしても自身に基礎となる知識がなければ理解したとはいえないでしょう。コロナ禍で時間が余っていたことや暗記が得意だったこともあり、ワインスクールの初心者向けコースなどもすっ飛ばしてソムリエになろうかな、と軽い気持ちで受験を決意しました。

スクール探し

資格を取得するためにどのスクールにするかインターネットで検索して迷いました。通学講座は負担が大きいので、できれば自宅で動画を視聴しながら勉強したいと思い検索すると一番上位に挙がったのが山崎先生の「ワイン受験ドットコム」でした。動画視聴と問題集を一年間リーズナブルな価格で利用することができ、これはいい! と思い申し込みました。

2021年9月: ソムリエ教本購入

ソムリエ教本を購入し、ワイン受験ドットコムの動画視聴と問題集のみを開始しました。ところがシャルドネとシャブリがカテゴリー違いであることすら認識していなかった初心者の私はいざ動画で勉強しようにも「ヘクトリットル」や「○○川の右岸、左岸」など耳慣れない言葉に混乱し、独学で勉強を進めることに限界を感じていました。

そのような折に山崎先生の通学講座があることを知り通うことにしました。通学講座の授業は1時限単位で受講することができ、一回のレッスン料もおトクでした。全額先払いよりも都度払いができるところがよいと思っていた私にとってこの通学講座は最適でした。

2021年12月: 通学講座の無料オリエンテーションに参加

初めて山崎先生にお会いしたときに、これまで合格者を多数輩出してきた経験に裏打ちされた自信を感じました。またその自信がオーラとなって現れ、人々の信頼を集めることができるのだと思いました。

いつも動画でお話していた山崎先生にお会いしたときに「あの動画の先生だ!」と思い、直接お話する姿を見ることができてうれしかったです。

2022年4月: 通学講座スタート、クラス会が楽しい

山崎先生の講座にはほぼ毎週欠かさず出席することができました。山崎先生はどんな質問にも丁寧に説明してくださり、授業ではフランスでの裏話や先生が実際に行った街のお話などを聞くことができとても楽しかったです。

また、授業の後にクラス会が開催される日があります。希望者のみ毎回8~10名前後で近隣のお店でワインを持ち寄ります。私はこのクラス会にたぶん一番多く参加したのではないかと思います。

ここで一緒に参加した方たちとお友だちになり、未だに仲よくいろんなお店でワインを楽しんでいます。スクールに通い始めたときはワインについて学ぶことしか念頭にありませんでしたが、このようなかけがえのないお友だちができるなど通学講座ならではのメリットを享受することができました。

勉強は朝30分、昼休みに30分、帰宅後に2時間

試験は教本から出題されるのでほかの参考書は使用せずにひたすら授業に沿って教本を読みました。勉強で一番苦労した箇所は教本の各章ごとの本文とAOCやDOの一覧表とを関連づけることと、ドイツの章でした。理解が追いつかず、知識の迷路に入ったような感覚に陥りました。また、問題集をもっと解かなければという焦燥感がありましたが、いざ解いてみると難易度が高く、なかなか自分が理想とする問題数を解くことができませんでした。

学習に必要な時間は1日1時間と言われそれくらいの時間を目安に勉強していましたが、各章の内容を理解するには初心者はもっと勉強時間が必要です。そのため私は仕事がある日は朝30分、昼休みに30分、帰宅後に2時間勉強しました。

仕事が休みの日は4〜5時間程度勉強し、そのほかに毎週授業を受けました。予習よりも復習に重点を置きました。クラス会に参加することが多かったので授業の日は受講のみでした。これまで休みの日に遊んでいた友だちの誘いはほとんどすべて断り、一次試験の受験が終了するまでは勉強に専念するので会えない旨を伝えました。少し淋しかったですが、周りの友だちも理解してくれ、あたたかく見守ってくれました。