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ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス よっぴーさん

第2章 コスパが悪い範囲は捨て、頻出範囲を完璧にする

具体的な勉強方法

  • ワイン受験.comの一次試験対策講座と照らし合わせながら参考書を勉強
  • その章の問題集を解く
  • 間違えた問題をすぐに参考書で確認する
  • 何度も問題集と参考書を往復して正解率が安定したら終了
  • 次回の勉強初めに前回の問題集を解いて復習する

といったサイクルを基本としました。一次試験の合格ラインは約6〜7割ということを踏まえ、ブルゴーニュのプルミエクリュ、ドイツのベライヒはコスパが悪すぎるために捨てる(あくまでテスト合格のみを目指す場合です)方針で行きました。また絶望のチーズ・料理部分もフランス範囲はしっかり覚え、その他の国はワイン受験.comのソムリエ一次試験対策講座を参考に一部のみ覚えました。

しかし捨てた範囲も問題集で出るたびに雰囲気を覚えるのは大切です。実際本番に両範囲共から出題があったものの、運よく問題集で触れていた問題で自信をもって答えられました。これらは例にすぎませんが自分でコスパが悪いと判断した範囲を捨てて、ほかの頻出範囲をより完璧にするという取捨選択スキルは必須です。

5〜7月で必須範囲を3周

私の場合は必須範囲(直前に覚えることを決めたボルドー格付け、ブルゴーニュプルミエクリュ、ドイツベライヒ、料理、チーズ以外)をじっくり1周することを5、6、7月までかけて3周しました。

1周目は1.5か月、2〜3周目は1か月弱くらいのペースだったと思います。最初の頃はじっくり時間をかけて覚えた範囲も次の次の範囲を覚えている頃には全て忘れているなんてことも多々ですが、根気強く繰り返して覚えましょう。

モチベーションのキープ方法

ワインが好きで受験を決意した人は思っていたのと違ったと感じるはずです。そんな時は1周終わったあたりでネット販売のワインセットの内容説明文を読んでみてください。今までなんとなく買っていたセットですが、流し読みしていた説明が理解でき世界各地の有名ワインを取り揃えていたことに気づきます。

カルディのワインコーナーに行けば不思議と説明書きが理解できるようになっていて楽しくワイン選びができるようになっています。これが勉強したワインかなどと思いながら飲むととても幸せです。

試験直前は極度の不安

試験直前になると孤独に勉強している人は自分の勉強方法は正しいのだろうか、模試では合格圏内だけど本当に似た問題が出るのだろうかなどと極度の不安に駆られます。私もそうでした。周りに相談できる人もおらず、たまたまマッチングアプリでマッチした実際にお会いしたこともないCAソムリエさんにがっつり相談してしまうほど追い込まれていました。

しかし結論から言いますとワイン受験.comの模試を8割安定してとれていれば余裕で合格できます。細かくは違うのでしょうが、細かい違いを指摘できないくらい同じ問題が出ます。安心してください。実は他の問題集(杉山明日香先生の問題集とソムリエ試験対策問題集1,200問)も購入し1周しましたがワイン受験.comと内容が被る部分が多く不要と判断いたしました。

1次試験当日

強い不安もある一方でこれだけ努力してきたのだからこれで不合格なら仕方がないとやり切った気持ちもありました。いつも通り起床してしっかり朝ご飯を食べて会場に向かいました。

途中で合格を確信

会場でトイレを済ませ受付を行い、パソコンを指定され指示通りに試験を開始しました。いきなりイタリアの問題が3連続で出題されて少し不安になったことを覚えています。その後は簡単な問題を含めワイン受験.comの問題集と同じ問題を坦々と解き、時折出現する見たこともない誰が解けるのだろうかという問題を適当に答え、あれどっちだっけとド忘れした問題にはまり、捨てていた範囲の問題が出題され緊張するもよく読んだら偶然覚えていた問題で助けられ、しかし心の底ではこれは合格したなと余裕をもって試験を受けられました。

最後に終了のボタンをドキドキで押して瞬時に結果発表、帰りに受付で判定を含めた結果用紙を受け取ります。試験範囲は満遍なく出ました。東欧などはコスパいいのでしっかり勉強しましょう。