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ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス Tactさん

第4章 「緊急事態宣言」の中で助かった動画配信

✅ 2020年3月上旬: ワインエキスパート受験申込

✅ 2020年3月中旬: 日本ソムリエ協会の教本が届く、本格的勉強の開始

オリエンテーションで得た情報を元に、出題割合の高い ワイン概論 → フランス → イタリア... の順で勉強を開始。歯応えのある教本の内容に相変わらず面食らいながらも、重要&頻出ポイントを押さえ(方法は後述)、勉強した箇所の試験問題をすぐに解く、というルーティンです。

必ず試験問題を解く

教本や参考書やウェブを「読む」だけでは不十分です。「へぇーそうなんだ」と感心するだけもダメです。「試験問題を解く」ことをしなければ身につきません。問題を解かなくても覚えていることはもちろんありますが、それがどのように本番の問題として出題されるかは、やはり数多くの問題に当たってみなければ分からないからです。

✅ 2020年4月中旬: 緊急事態宣言、山崎先生の講座が中止に...

憎きコロナのせいで、春から予定されていたの山崎先生の「基礎からの受験対策講座」が突然中止になってしまいました。

必要な講座は都度バラで受講して勉強をして行こうと考えていたのですが、その計画は早くも頓挫。緊急事態宣言で街から人影が失せ、ネオンが消え、世の中全体に重苦しい空気が立ち込めていました。

✅ 2020年4月下旬: 動画配信開始、実にありがたかった...

しかしそんな状況にも関わらず、ワイン受験.comではすぐにビデオ講座の動画配信が始まりました。山崎先生は徐々に、手探りながらも少しずつ確実に各章の動画を撮影・編集・配信して行きました。

外出自粛の雰囲気が蔓延する中、この動画配信は、私のような迷える独学受験生には実にありがたかった。神が降りて来たかと思いました。動画の前で何度合掌したことか(本当)。その動画配信のおかげで、押さえておくべきポイントを把握することができ、コロナショックで一時停止していた勉強が復活。リズムを取り戻しました。

コロナ禍を逆手に取る

2020年の受験生だけでなく、山崎先生も多くのスクールもかなりの痛手を受けたことでしょう。私の方も東京オリンピックなどが延期になった影響もあって仕事が減り、4月から8月まではほとんどが在宅勤務になってしまいましたが、それを逆手に取りました。いや、もうこうなったら逆手に取るしかありませんでした。

「コロナ禍だから外出しない、遊びに行かない。だから勉強時間が多く取れて集中できる」

私は7月下旬に一次試験1回目の受験設定をしていたので、その日までの各分野の時間配分を逆算して、一次試験までの計画を立てました。