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ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス S.Tottiさん

第4章 「あそんでまなべる地図パズル」はおすすめ

試験を終えて

二次試験対策中にふと思ったのですが、ワインエキスパートの試験で本当にワインの「エキスパート」になれるのか?と、感じるようになりました。資格自体を否定するのではありません。今回、「ワインエキスパート」の資格を頂くことができたのですが、自分はまだまだワインの基本を習得したに過ぎず、エキスパートと呼ぶにはまだまだと実感しています。

家族の協力・理解もあってワインエキスパートの勉強時間を確保していったのですが、ワインエキスパートの勉強を通じて、「ワインを通じて、どのように自分や家族が幸せになれるだろうか」と思うようになりました。資格取得後もワインを学んでいきたいと思うようになりました。5年後にはエクセレンスの資格にも挑戦したいと思っています。

私が用いた主なアプリ、参考書、問題集

スマートフォンのアプリでは、自分の単語帳として「Quizlet」、地図問題対策として「あそんでまなべる地図パズル」のフランスイタリアドイツ、を使いました。「あそんでまなべる地図パズル」は、その国の地域・州をパズルで当てはめていくゲームなので、息抜きにちょうどいいと思います。

YouTube動画では、佐々木健太先生がテイスティングの方法をわかりやすく説明されておられました。

問題集では「覚えやすく、学びやすい、ソムリエ試験対策問題集2021年度版1200問」(藤代浩之、藤代美穂 著)、が扱いやすかったです。ソムリエ教本のどこを読めばヒントがあるか書かれているため、教本の読解度を確認するのにも役に立ちました。

参考書には「受験のプロに教わるソムリエ試験対策講座」(杉山明日香 著)を購入しましたが、教本の理解度を確認する程度に用いた程度で、勉強の主軸には用いませんでした。

二次試験対策としては参考書を2冊購入しました

「ワインテイスティングの基礎知識」(久保將 著)では、ソムリエ・ワインエキスパート試験対策というよりは通常のテイスティングの技法を確認したのと、実際の各ブドウ品種のワインがグラスに入った写真が充実していたので、エアーテイスティングでのトレーニングの際にはとても役に立ちました。

「富田葉子のテイスティング虎の巻」(富田葉子 著)では、ソムリエ・ワインエキスパート試験対策に重点を置いて書かれているため、二次試験の実践的な解答例として参考にしました。特にアルバリーニョやグリューナーフェルトリーナーのような、いつか試験に出るかも?と言われていた品種の解答例は参考になりました。私としてはロゼワインも練習していたので、ロゼワインの解法の参考にも用いました。