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ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス OSさん

第3章: 二次試験対策は、高望みせず基本品種を確実に当て、コメントは丸暗記

2-1 二次試験もワイン受験.comで独学受験を決意、高望みせずに品種を確実に当てに行く特訓

一次試験が一発合格できると思っていなかったので、二次試験は全くのノープランでした。また、流行りのウイルスに感染してしまい気づいたら9月中旬。とりあえず、【ワイン受験.com】の二次試験講座で情報収集を開始。

二次試験対策講座にはテイスティングコメントの例(赤ワインの軽め・重め、白ワインの軽め・重め)や導き方も詳しくまとめられており、知識的な部分は必要十分だと感じたため、二次試験も独学での受験を決意しました。

二次試験講座に記載のある小瓶詰め替え法を実践するため、小瓶(モンスターエナジーM3)、ワイングラス、単一品種のワインを購入。試験当日まで1ヶ月ほどでありワインのテイスティングは初心者だったため、試験当日までに品種を確実に当てられることを目標に外観・香り・味わいのインプットをほぼ毎日繰り返し練習しました。

品種は基本的な主要品種に加え、過去の出題ワインからマイナー品種を数種類選びました。試験当日までに主要品種はある程度区別できるようになりましたが、産地の違いまでは正直わからない状態で当日を迎えてしまいました。普段の仕事で官能評価も行なっているので風味の特徴を捉えることに慣れていましたが、1ヶ月は無謀に思えますので、少なくとも3ヶ月以上は練習期間を設けることをお勧めします。

2-2 テイスティングコメントは丸暗記、試験直前まで小瓶を嗅いでニュアンスを思い出す

足掻いても仕方がないのでとにかくテイスティングコメントを丸暗記し、平均点の答えを出すことを意識しました。また、試験当日は苦手な品種の小瓶を持参し、開場される直前まで香りを嗅いでニュアンスを思い出す作業をしていました。

開場し、席に座った段階でワイン及びその他アルコールの色調を確認し、コメントの軸を思い浮かべました。試験が開始となり外観と香りを確認した後に、酔いが回る前にテイスティングコメントをある程度選択しました。設問によっては同じ赤ワインでも選択数が異なるので注意が必要です。思ったよりも時間に余裕がない印象でしたが、ワイン2種の品種と収穫年、その他アルコールを当てることができなんとか合格できました。

終わりに

今回の受験を通して、正直運が良かったと言えばそれまでですが、ワインエキスパートの資格は【ワイン受験.com】のみで十分合格できると個人的に思っています。

合格体験記をご覧になっている皆様の中には、私のようにワインは素人だけどソムリエ・エキスパートに興味がある方も大勢いらっしゃると思います。噂に違わない難しい資格ではありますが、まずは試しに受験してみることをお勧めいたします。そして、この記事が受験を決意した皆様の一助になれば幸いです。