ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス しーちゃん
第4章: 最後に~ワイン勉強の始まりはむしろこれから~
無事にワインエキスパートに合格し、冒頭で記載したブルゴーニュのワイン祭りを楽しんできました。ブルゴーニュの84個のAOCのワインを試飲できるイベントに参加し、勉強した知識から自力で飲みたい地域のワインを探し出すことができました。
でもそこで痛切に感じたのは、各地域のワインのタイプは知っているけれど、それぞれの生産者がどんな味わいのワインを作っているの? 最近のトレンドって何? どんな歴史のある生産者なの? など知らないことが多すぎるということです。
それならば、ワインエキスパート取得は無駄だったのかというと、大いに役立っていると思っています。
ワインの世界は情報が多くかつ複雑であるため、これまでは色々なワインを飲んで知識を得ても、情報を整理しきれずに忘れてしまうことが多かったのです。ワインの世界の全体像がわかるワインエキスパートの知識は、まさに情報を入れておく箱のようなもので、これまで整理しきれずに忘れてしまっていた情報を覚えておくのに非常に役立っています。
その意味で、ワインエキスパートの資格は、複雑なワイン界の入り口に立つための重要アイテムだったのだと感じています。あれこれと言いましたが、つまりワインエキスパート取得してワインを飲むのがより一層楽しくなったのです!!笑
最後に、これから資格取得を考えられている方に伝えたいことは、とても楽しい世界が待っているので迷わず進んでほしい!ということです。本体験記が、少しでも読んでくださった方のお力になれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!