ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス しーちゃん
第2章: 一次試験の勉強方法~いつでもどこでも勉強を~
「独学で合格する」のほかに、もう一つ立てていた勉強方針があります。それは、「いつでもどこでも勉強できる環境をつくる」です。私は通勤時間が往復で2時間以上あり、勉強するならこの時間をなんとしても活用したいと思ったからです。
そのために、スマホ1台で勉強が完結する環境を作りました。使用した教材、アプリは下記になります。
- ワイン受験.com:講義動画、講義資料、問題集、模擬試験、一日一問メルマガをフル活用。
- 受験のプロに教わるソムリエ試験対策講座(2021年度版):裁断・スキャンし電子化して使用。主に、重要な地図や表を切り取ってGoodnotesに貼って使いました。(中古で古い年度のものを購入しましたが、失敗でした。過去からの変更点を自力で探すのはかなり大変です。最新版の購入を強くおすすめします。)
- 教本:主にweb版を使用。問題集で知らない情報に出会ったときのみ閲覧していました。全部は読めていません。
- Goodnotes:スマホ版を使用。暗記まとめノートの作成用に使っていました。(タブレット購入も検討しましたが、混んでいる電車内での使用が難しいと思いスマホ版で妥協しました。)
最初の3ヶ月で重要な章を2周する
勉強の大きな流れとしては、最初の3か月で重要な11章分※を2周し、次の1か月で残りの23章分を詰め込み学習、最後の1か月に総復習しながら問題を解きまくり、7月半ばに合格までこぎつけました。
(※「重要な11章」が何であるかについては、ワイン受験.comの無料オリエンテーション動画で解説されています。)
細かい勉強のやり方については、各章ごとに下記のように取り組みました。
- ワイン受験.comの一次試験対策動画を視聴
- Goodnotesで暗記まとめノートを作成
- ワイン受験.comの問題集を解く(5回くらい)
- Goodnotesの暗記まとめノートを見て復習
- 問題集で正答率8割以上を2回連続で達成できるまで3. 4.を繰り返す
まとめノートについて
まとめノートを作成することには賛否あると思いますが、本試験で1番大変なところは単純な暗記だという理由から、暗記まとめノートを作成しました。
一度理解した内容は暗記部分だけ抽出してなるべくシンプルにし、復習サイクルを早く回すのが自分の暗記スタイルに合っていると思ったからです。シンプルな参考書等を購入するのも手だと思うのですが、今回は納得のいくシンプルさの資料を見つけられず、自分で作成しました。
当日は全然知らない問題も出て焦る
一次試験直前にワイン受験.com模擬試験でようやくA判定が出るようになり安心していましたが、当日は全然わからない問題が30問以上出てきたので焦りました。ただ120問中75問正解が合格ラインと言われているので、落ち着いて取れる問題を確実に回答し、なんとかB判定合格でした!
全然知らない問題が思ったよりが多かったので、A判定を取るには教本をすみずみまで読み込む必要がありそうだと感じました。ですが、教本熟読なしで合格ラインは十分に取れると思います。