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ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス MMさん

第1章 7月後半ワイン受験.comに登録し、模擬試験漬けの日々が始まる

ワインエキスパートを受験することにしたキッカケ

2021年の初頭はまだコロナ禍にあって、緊急事態宣言が発出されていました。そのため、週末も家で過ごす時間が多かったです。そのプライベートの時間を少しでも充実させたいと思い、ワインエキスパートを受験することを思いつきました。

普段からワインはフランスの国際品種(ソーヴェニヨンブランやシャルドネなど)を中心に、家で飲む機会は多い方だったと思います。ただ、ワインの知識も無く、なんとなく何時も同じようなワインばかりを飲んでいました。でも、ワインショップに行けば様々な国と品種のワインが売っており、知らないのは勿体無いと思っていました。もっとワインのことが分かれば、毎日の時間が少し楽しくなるかなーと考えていました。

一次試験は最初から「ワイン受験.com」をフル活用すべきだったと、後から振り返って思う

私の合格までのスケジュールは以下の通りでした。結論から言えば、最初の1ヶ月半で全体を学ぶ時間は必要だったとはいえ、「ワイン受験.com」を活用していれば、もっと効率的に勉強できていたと後で痛感しました。

  • 6月初旬: 試験に申し込み、杉山明日香氏の「受験のプロに教わる ソムリエ試験対策講座 ワイン地図帳付き」(受験対策テキスト)や「とみわいん.com」(オンライン無償提供資料)を活用しながら勉強を始めた
  • 7月20日前後: 「ワイン受験.com」に申し込み、問題を解き始めた、模擬試験漬けの日々が始まる
  • 8月20日前後に1度目の一次試験で合格
  • 9月初旬: 山崎先生のテイスティング理論講座(2日間)を受講。二次試験の点数を高めるポイントを学ぶ
  • 9月以降: ワイン専門店のオンラインショップ「オペラ」で二次試験対策用のハーフボトル6本セット(山崎先生の模範解答案付き)を購入し、それをC1000小瓶30本に詰めかえて、ほぼ毎晩テイスティングを練習
  • 9月後半以降: 「わだえみのわいん塾」でテイスティング講座を3〜4受講
  • 10月に二次試験を受けて合格

勉強開始は6月初旬、参考書を活用した

私の場合、一次試験に向けて勉強を開始したのは6月初旬からでした。一次試験まで2ヶ月半程度しか時間もありません。そこでまずは、杉山明日香氏の受験対策テキスト(Amazonで直ぐ見つかります)を購入しました。フランスやイタリア、日本などの主要地域を週に1つか2つカバーするペースで勉強していきました。同時に富田葉子氏がまとめてくださっているウェブサイト(https://tomiwine.com)で勉強内容を暗記していきました。

この2つは私個人としては、活用してとても良かったと思います。杉山氏の本は内容がとても充実しています。また、富田氏のサイトに掲載されている資料は要点のまとめ方が優れており、チーズやスパークリングワインなどの種類を効率的に暗記できると思いました。

7月半ばまでにほぼ試験範囲の内容はカバーできたものの、ちゃんと理解できているのか不安でした。それに、通常販売している問題集の本は500〜1500問の問題が含まれていますが、それではワインエキスパートの教本内容を覚えるのに十分なのかも分かりません。

模試の正答率68%に焦りを感じた

そこで、7月後半になってようやくワイン受験.comに登録して、模擬試験を受け始めました。ワイン受験.comの優れている点の一つに自分の学習状況と他の方々の学習状況をトラックできる機能「学習履歴」があります。例えば、私が模擬試験を受けた回数と正答率の週別推移は以下の通りです。一番右の括弧内の数字はワイン受験.comの全ユーザーの同期間における平均スコアです。

  • 7月26日〜8月1日: 6回、68% (70%)
  • 8月2〜8日: 4回、73% (70%)
  • 8月9〜15日: 16回、80% (70%)
  • 8月16〜22日: 5回、81% (69%)

上をみると分かりますが、他の方々の模擬試験の正答率は7割です。一次試験の合格率を考えると、その正答率を私自身が安定的に上回る必要があります。そのため、7月後半の週のスコアが平均68%と出た時は凄い焦りました。

毎日模試を繰り返し、点数は上昇した

そこから、毎日、模擬試験を繰り返し受けて、間違った箇所を復習する期間が始まりました。同時並行でチーズやシャンパンの種類、日本酒、サービスなど、教本の後半で勉強する箇所は覚えました。主要地域の勉強はもちろん重要ですが、それ以外の内容は比較的問題の試験出題数が多い割に、覚えることが比較的限られるため、得点源になります。そのあたりをワイン受験.comの問題集を解きながら、地道に覚えていきました。最終的に解いた問題数は模擬試験を含めて5500問です。結果的に、8月に入るとスムーズに正答率が上昇していき、少しずつ自信を高めることもできました。

そして、8月20日前後に一次試験を受けて一度で合格。私の場合、受験申し込みの際に2回試験を受ける選択をし忘れており、絶対1回で受からなければいけないと思って必死に勉強したのも良かったかもしれません。