ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス ひがちゃん
第4章: 感動の合格発表と金色のバッジ
二次試験が終わり、合格発表の知らせを待つ期間は、とても長く感じられます。
合格発表当日、仕事中にスマートフォンで協会のホームページを開きましたが、本当に自分の番号が発表の画面にあるのか信じられませんでした。思わず、会社の同僚に確認してもらったり、妻に確認してもらったりして、ようやく現実だと確信できた時の喜びは、言葉にできないほどでした。
その後、自宅に郵送でワインエキスパートのブドウ型の金色バッジが届いたことで、本当に自分がこの難関資格に合格できたんだという確かな実感が沸きました。
感謝の気持ちと、新たな目標への挑戦
ワインエキスパート試験は、その知識量の多さから難関とされますが、決して特殊な才能が必要な試験ではありません。合格の秘訣は、「いかに日々の生活の中に学習を組み込み、継続させるか」に尽きると思います。
私の学習においては、スクールテキストや一問一答のメルマガなど継続に役立つアイテムがあったこと、そして何より、合格を支えてくださった多くの専門家、そして共に学んだ仲間、そして支えてくれた家族の存在が大きく、心から感謝しています。特に、学習時間捻出に理解を示してくれた妻には、心からの感謝を伝えたいと思います。
資格を取ったら次はどうする?
受験が終わり、出会った仲間たちとのワイン会をする中で、会話の話題は自然と「資格を取った後、どうする?」に移ります。この問いに対し、三者三様の回答になるのが本当に面白いのです。ある仲間は「イタリアワインを極めるために、イタリア語を勉強している」、別の仲間は「WSETの資格を取る」、また別の仲間は「ワイン検定の講師をやることを目指す」など、それぞれが新たな目標を見据えています。
この資格を取得したことで、ただワインを楽しむだけでなく、学びを深めるという新しい人生のステージが開けました。私も、この知識を活かしてこれからどんなワインの道に進もうかワクワクしています。より深く専門的な知識を探求するのか、それとも多くの人にワインの楽しさを伝える活動をするのか、夢は広がるばかりです。
ワインエキスパートの資格取得は、あくまでワインの探求への第一歩です。今後は、この学びを活かし、より多くの人とワインの素晴らしさを分かち合っていきたいと考えています。
この体験記が、これから挑戦される皆様の、何かしらのヒントになれば幸いです。