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ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス Astonさん

第5章: 二次試験対策、試験に出るワインを飲む

基本の型4種を覚える

二次試験対策については一次試験対策と同時に少しずつ始めたかったのですが、一次試験に一度失敗した経緯もあり比重が一次試験に寄ってしまい、本格的に始めたのは一次試験を通過してからの8月上旬になります。

まずは山崎先生の二次試験対策動画を視聴し要点をノートにまとめ、基本品種のみに絞ってテイスティングを進めました。山崎先生が提案されている基本の型4種を覚え、そこから品種や生産国の特性を踏まえて微修正する形をとりました。その後はヴィノテラスの100mlの小瓶24本セットを購入し、基本品種+品種特性が顕著なもの(ゲビュルツトラミネールなど)に絞って取り組みました。

山崎先生の対面講座

山崎先生の対面講座が8月下旬に2日あるので、ぜひ出席されることをお勧めします。講座の内容は動画と重複するところもありますが、やはり対面で解説を聞くことで説得力があり有効かと思います。講座後のワイン会も、そこでしか聞けないお話もあり非常に有意義な時間でしたし、何よりモチベーションアップにつながりました。

対面講座の中で印象的だったのは、「試験に出るワインを飲むこと」でした。全国に試験会場がある中で一斉にテイスティングするのですから、大量のロットを確保できるインポーターから購入したワインが試験に出るはずです。対面講座を受講後試験に出るワインをフルボトルで購入し、テイスティングコメントの答え合わせについてはそれまでに学習していたヴィノテラスの品種模範コメントを参考に行いました。

山崎先生の講座は他に9月下旬の直前講座(試験の数日前)もあり、こちらは赤白合わせて8種を一気にテイスティングし、前述の基本の型4種に当てはめて検討していくというものでした。本番直前の腕試しに持って来いですし、本番前にメンタル面などで気を付けることも聞くことができました。

テイスティングは毎日、4本で40分以内

テイスティングは毎日行い、白2赤2の計4本のグラスに対し一気に行っていました。試験時間は50分で、ワイン1つに充てられる時間は多くても10分ほどしかないので、テイスティングコメントの基本はすべて暗記し、2周するくらいしかできません。そのため4本で40分以内に終えられるまで繰返し練習しました。山崎先生の理論のお陰で、試験までには基本品種に対して自身の中で基準ができるようになっていました。ヴィノテラスの採点で言うと平均で7割以上はコンスタントにとることができました。

忘れてはいけない「その他の酒類」

また忘れてはいけないのが「その他の酒類」です。50種ほどある中からワインエキスパートだと1種出題され、それが何のお酒なのか答えると点数がもらえるのですが、ワインのテイスティングコメント3箇所分の配点になっているので決して侮ってはいけません。対策はこれもヴィノテラスの48種酒類セットを購入しました。小瓶だったのでグラスに空けると繰返し練習できないため香りだけとるようにしました。その際、それぞれの酒類に対して自分なりに感じたことを言葉にして覚えることが有効だと感じました。例えばラム(ダークラム)だと個人的には「嗅ぎ続けるとダメなシンナーのようなにおい」と認識し、ラムに似た他の琥珀色の蒸留酒と比較して分類できるように訓練しました。