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ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス A.Sさん

第2章 一次試験は2回受験して2回とも合格

私は一次試験を2回受験で申し込み、1回目の8月中旬の受験で合格しました(2回目も9月上旬に受けてそちらも合格)。

(山崎注: 1回目で合格した場合、2回目は放棄してもかまいませんが、受験することもできます。どちらかが合格であれば一次試験通過となります。)

CBT試験は最初にチュートリアルがある

CBT試験は会場にもよりますが、普段パソコン教室を行っているようなところでの受験でした。隣では違う試験を受験している人がいるので、普通の受験とは雰囲気が違います。

最初にチュートリアル操作があり、チュートリアルが終わってから試験開始となります。試験時間は画面上で確認でき、残り時間が表示されます(時計は持込禁止)。1画面に1問表示され、回答を選択して次の問題... と繰り返します。後で見返したい問題にはチェックをつけることもできます。

勉強時間は週に10時間弱、67,000問解いた

私が自信をもって回答できたのは6~7割、残りは2択で迷った問題や全くわからなくなった問題もありましたが、B判定で合格できました(A~Dまでランクがあり、Aは優秀、Bは合格、CとDは不合格です)。

勉強方法の記載だけ見るとすごく勉強しているように思われるかもしれませんが、実際は勉強ができない日もあり、勉強時間は10時間弱/週、本格的に勉強を開始したのが5月から、受験は8月中旬なので、勉強時間は単純計算すると160時間、その他3月、4月にゆっくり勉強していた時間をいれても約200時間くらいだと思います。

ワイン受験.comの問題集で学習履歴を確認したところ、解いた問題は約67,000問で、各分野での判定はB~Cくらいでした。合格するだけなら、重要なポイントだけを絞り、そこだけは確実に正解できるようにする、というやり方で十分かと思います。

1回目と2回目で出題の傾向が異なっていた...

ただ、2回受験して感じたのは、試験問題の分野の偏りです。1回目はヨーロッパのマイナー国が出てきた印象を受けましたが、2回目は南米が多かったです(ブラジルの問題が2,3問ありました)。

(山崎注: 教本にブラジルの章はありませんが、ブラジルに隣接するアルゼンチンやウルグアイの問題で、ブラジルの事が問われることがあります。)

どんな問題がきても大丈夫、ワイン受験.comの模擬試験も必ずA判定になるまでやれる方は1回受験で大丈夫ですが、不安を覚える方は2回受験を選択してもいいかと思います。