シュッド・ウエスト・AOC
日本ソムリエ協会教本2024 P.688〜702
シュッド・ウエストのAOC
重要AOC（重要度A）
シュッド・ウエストで最も重要なのは下記の3つのAOCです。とても良く出題されますので、下記のポイントに注意して覚えましょう。飲んだ事のない方はこの3つのワインは飲んでみるべきだと思います。一度飲むと印象が強く残りますのでなかなか忘れません。
- カオール（P.693）: 生産可能なワインの色、品種（別名を含む）、ロット川
- マディラン（P.696）: 生産可能なワインの色、品種、長期熟成型
- ジュランソン（P.696）: 生産可能なワインの色、品種、パスリヤージュ、甘口、アンリ4世
例題: 次のフランス、シュッド・ウエストのAOCワインの中からアンリ4世の洗礼で使われたワインを選択してください。
- Jurançon
- Bergerac
- Cahors
- Madiran
正解: 1
例題: 次の中からフランス、シュッド・ウエストのAOCワインCahorsの主たる品種を選択してください。品種は別名で表示されている事もあります。
- ネグレット
- カベルネ・フラン
- コット
- プティ・マンサン、グロ・マンサン
正解: 3
その他特徴のあるAOC（重要度B）
その他下記のように特徴のあるAOCも簡潔に覚えておきましょう。
- ペシャルマン（P.691）: 赤のみ
- モンバジャック、ソーシニャック（P.691）: 甘口白
- ビュゼ（P.692）: ガロンヌ川流域、左岸
- イルレギー（P.697）: バスク地区、スペインとの国境近く
なお、2018年度の教本からAOCコレーズ（P.697）が追加されました。これも念のため押さえておきましょう。
例題: 次のフランス、シュッド・ウエストのAOCの中から最もスペイン国境近くに位置するものを選択してください。
- Irouléguy
- Saussignac
- Estaing
- Marcillac
正解: 1
問題集をやりましょう
要点を一通り整理したらワイン受験.comの問題集をやりましょう。問題を解くと、問われるポイントが具体的にわかります。そのため、問題を解きながら覚えるのが一番効率の良いやり方です。最初は教本を見ながら1問ずつ解きましょう。
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