チリ・概論、品種
日本ソムリエ協会教本2021 P.237〜252
チリの概論(重要度B)
まずはチリの概論 P.238〜P.242左上までの文章を一読し、出題されやすい下記のポイントを簡潔に覚えましょう。
- 国別ワイン輸入量第1位(P.238左上)
- チリワインにかかる関税はゼロ(P.238左中)
- 南緯27〜40度、南北1,400km(P.238左下)
- フンボルト海流(P.238左下)
- 16世紀半ば、聖餐用ワイン、パイス種(P.238右上)
- カベルネはあったが、シャルドネがなかった(P.238右下)
- 19世紀後半から本格的なワイン造り(P.238右下〜239左上)
- 地中海性気候(P.240左上)
- 灌漑の方法3種類(P.240左下)
- フィロキセラの被害がない(P.241右上)
- ピスコ、モスカテル種(P.246右上)
例題: 次の中から日本における2019年の国別ワイン輸入量で、チリは第何位の国であるかを選択してください。
- 第3位
- 第4位
- 第2位
- 第1位
正解: 4
例題: 次の中からチリで行われている、雪解け水を貯めて、あるいは川から引き込んで、畝間に流す灌漑方法の名称を選択してください。
- ドライ・ファーミング
- ドライ・イリゲーション
- ドリップ・イリゲーション
- ナチュラル・イリゲーション
正解: 4
チリの品種(重要度C)
P.242左上の表をごらんください。栽培面積第1〜3位までの品種の名前を覚えておきましょう。特に白ブドウ第1位が、シャルドネではなくソーヴィニョン・ブランであることに注意してください。
カベルネ・ソーヴィニョンは全体の30%を占めています。
例題: 次の中からチリのブドウ品種の中で栽培面積が第1位の品種を選択してください。
- マルベック
- シラー
- メルロ
- カベルネ・ソーヴィニヨン
正解: 4
また、5位カルメネールと6位パイスは重要な品種です。P.242右上とP.243左下の解説を一読しておきましょう。
例題: 次の中から元来ボルドーで栽培されていた品種で、チリで長い間メルロと混同されていた品種を選択してください。
- トロンテス
- カルメネール
- パイス
- マルベック
正解: 2
問題集をやりましょう
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