ワインエキスパート資格の歴史
ワインエキスパートという資格は、1996年にできました。2020年までの25年間で18,500名の方が資格を取られています。うち約60%は女性です。2020年は3,213名の方が受験され、1,390名が合格しました。
過去5年間の平均合格率は38%、かなり難しい資格だと思います。しかし、ワインを愛する人ならば、また、ワインを趣味として極めようと思っている人ならば、大きな目標としてチャレンジする価値はあると思います。
難しい資格であるだけに、取得できた暁には、とても深い満足感を得られると思います。また、趣味でやる勉強は何とも楽しいものです。ワインエキスパートの資格試験は、学科とテイスティングの2科目、つまり「学ぶ」と「飲む」の繰り返しです。考えようによっては、こんなに楽しく勉強できる資格試験は他にはありません。
ちなみに、毎年の合格者の約10%、おそらく100名くらいの方は、ワインスクールやいろいろな講習会で私の講義を受けたことがある方です。