実践トレーニング はじめに
それではいよいよ実際にワインを飲んで練習しましょう。前述のように試験には、
- 大手インポーター輸入の、
- 在庫豊富な現行商品で、
- 基本的な品種のベーシックな味わいのもの。
が出題されます。ここでは作者が各社のカタログを精査し、いかにも出題されそうなアイテムをピックアップしてみました。
そして、それらを全て入手して、実際にテイスティングした上で、品種、収穫年、生産国の見極め方やコメントの作成方法についてアドバイスしたいと思います。テイスティングは、2014年6月〜7月の間に作者の自宅で行いました。テイスティング後に残ったワインは、全て晩酌でおいしくいただきました。
本当にこれらのワインが二次試験で出題されるかどうかはわかりませんが、上記の条件を満たすワインはそれほど多くはないため、それなりに確度は高いと自負しています。
地方在住でワインスクールに通えない方や、大都市在住だが独学でやっている方は、ぜひこの章で紹介しているワインを入手して、飲みながら解説を読んでください。どのようなワインが出題されるのかがよくわかると思います。勉強になる事がたくさんあるはずです。
なお、紹介しているワインの入手方法については、各ワインのページの末尾を参照してください。