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テイスティング・コメントの選び方・香りの特徴(葉、枯れ葉、木)

葉の香りは、アセトアルデヒド由来の木香様臭(木や草、青リンゴのような香り)、およびエタノール由来のアルコール臭を表現します。SAKE DIPLOMAでは下記のような表現を用い、選択の指針は下記の通りです。

1. 新緑
木香様臭やアルコール臭がわずかに感じられる。
2. セルフィーユ
木香様臭やアルコール臭が感じられる。
3. 青竹
木香様臭やアルコール臭がはっきりと感じられる。

木香様臭やアルコール臭は、アルコール添加された酒、特に吟醸酒や本醸造酒にはっきりと感じられることが多いので、そのような酒だと思ったら 2. セルフィーユ または 3. 青竹 を選択することをおすすめします。

枯れ葉

枯れ葉の香りは熟成香を表現します。SAKE DIPLOMAでは下記のような表現を用い、選択の指針は下記の通りです。

1. 月桂樹の葉
弱い熟成香が感じられる、つまり熟成度小だと思われる。
2. 紅茶
強い熟成香が感じられる、つまり熟成度大だと思われる。

色があるような熟成古酒だと思ったら、度合いに応じてどちらか、または2つとも選択することをおすすめします。

木の香りは、生酛山廃系酒母独特のエステル香を表現します。SAKE DIPLOMAでは下記のような表現を用い、選択の指針は下記の通りです。

1. ヒノキ
生酛山廃系酒母独特の香りが感じられる
2. 香木
生酛山廃系酒母独特の香りが感じられる

生酛山廃系酒母の酒だと思ったら両者をセットで選択することをおすすめします。

なお、樽酒の場合も両者正解となると思われますが、今まで樽酒が出題されたことはありません。