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ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス S.Uさん

第1章 急に思い立ったワインエキスパート受験

受験を決めたのが2022年7月15日で、2022年のワインエキスパート試験の申し込み締め切り直前でした。小学校低学年の時に3年ほどフランスに住んだことがあり、それ以来父親がワインにハマっていまして、自宅にもワインセラーがあるので、私も自然とワインに興味を持つようになりました。

また、私は弁護士志望なのですが、就職活動等の際に色々な弁護士の先生方とお話する中で、ワインにハマっている先生方が一定数いらっしゃいました。そのような先生方とお話する中で、ワインエキスパートという資格があるのだと知りました。

5月に司法試験を受験した後に、簿記3級と簿記2級を取得したいと思って勉強をしていました。6月20日に簿記3級を取得し、7月21日に簿記2級の申込をしていました。簿記2級も取得できそうな感触で、思った以上に早く簿記の目標の達成ができ、2022年11月から始まる司法修習までもう少し時間がありそうでしたので、前々から興味があったワインエキスパートを受験することを思いつきました。

第2章 ワイン受験.comに入会した経緯

申込締切直前だったので、とりあえず申込だけして、勉強方法は後で考えました。同志が周りにいる状況ではなかったので、インターネットで検索をしました。色々なワインスクールの講座が出てきたのですが、どれも想像以上に高額だと感じました。

また、いずれのスクールのカリキュラムも長期のスパンで講座のスケジュールが組まれており7月15日の段階から申し込めるようなものではありませんでした。そのような中で、ワイン受験.comの存在を知りました。

ワインスクールに通うのと比べると圧倒的に格安であり、かつ、動画が全てアップロード済みであるので7月15日からでも初めから聴いて追いつけるという点で、強く惹かれて、すぐに入会しました。

第3章 一次試験の勉強方法

入会してからは、教本が届くのを待ち、教本が届いてからワイン受験.comの講座を受けていきました。教本は、山﨑先生がおっしゃるようにキンコーズで裁断することをお勧めします。

とにかく時間がなかったので、山﨑先生が大事だとおっしゃったことを中心に覚え、大事でない部分は大胆に切り捨てて、メリハリをつけていきました。私はアウトプットする中で暗記できるタイプなので、授業後に、自分なりのまとめノートを作っていました。

ワイン受験.comの問題集も活用しました。初めは非常に出来が悪く、これでは到底受からないのではないかと不安になりました。しかし、何回か繰り返していく中で、徐々にスコアも上がっていきました。ただそれでもやはり満点には程遠かったので、完璧を目指しすぎないことも大事かなと思います。

1次試験は、2回チャンスがある方を選んだ方が良いと思います。8月25日に1回目を受験し、結果的にはB判定で合格できましたが、1回目がダメでも2回目のチャンスがあるということは1回目の受験時のプレッシャー軽減にもなりました。

まとめると、一次試験の勉強方法としては、先生が強調する部分をしっかり覚えてそれ以外は省くというメリハリづけをした上でのインプットと、問題集を活用したアウトプットの両輪を回していくことが大事だと思います。そうすれば、1ヶ月でも合格はできます。

第4章 二次試験の勉強方法

二次試験の対策としては、ワイン受験.comにある二次試験対策の講義動画の視聴、山﨑先生の講義動画付きのワインセット(基本6品種)の購入と講義動画の視聴、山﨑先生が開催してくださったテイスティング理論講座への参加、をしました。

二次試験に受かるということだけを考えるなら、テイスティングコメントの型をしっかり覚えた上で、各品種の出題頻度と各品種のざっくりとした判別方法さえ覚えておけば大丈夫かと思います。実際、私は二次試験まで他の用事で忙しくなってしまい試飲会に1回参加した以外はテイスティングの練習ができず、上記の点だけを押さえて二次試験会場に行きました。それでも、1つの品種は当てることができました。

正直、試験会場で出されたワインを飲んで品種・生産地・収穫年に確信を持てて実際に正解できるという人はかなり少ないと思います。そのため、二次試験も一次試験と同様に試験傾向を踏まえた暗記が大事になってきます。テイスティングコメントの型と各品種の出題頻度と各品種のざっくりとした判別方法だけはしっかり抑えて二次試験に臨みましょう。

第5章 最後に

ワイン受験.comのおかげでワインエキスパートに短期合格できてとても嬉しかったです。ただ、試験勉強を通して知識は増やせた一方で、二次試験対策の際などにワインを楽しむということがあまりできませんでした。これからは、ワインエキスパート試験の受験を通して得た知識も活かしつつ、ワインの道を楽しんでいきたいと思います。