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ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス まどかさん

第2章: 一次試験勉強方法(2〜6月)アウトプットの時間をしっかりとる

スタンス

  • ワインの勉強はまったく初めてのため、全面的に「山崎先生がおっしゃった通りにする」ことを念頭に置きました。
  • 単に暗記するより、理解していくことに意識を向けました。
  • 教本をしっかり読んでいれば合格できますと山崎先生が繰り返し強調されていたので、教本にとても重きを置きました。
  • 必ず合格して合格体験記を書く、と決めて臨みました。

前年度の教本で勉強をスタート、全体計画を立てる

本格的に勉強し始めたのは2月頭頃からです。22年度の教本を使い、サイト一番上から順番に(講座・動画ともに)取り掛かりました。23年度教本が届くまでに各章を進めていたので、そのまま22年度を継続使用、変更箇所のみ気をつけました。ほんとうにボリュームがあるので、最新年度の教本発売を待っていたら時間が足りないと感じたらからです。

動画を見て、講座文を読んで、問題を解く & B判定が出るまで解く。この流れで各章を進めていきました。山崎先生のアドバイス通り、インプットの時間よりアウトプットの時間をしっかりとることを意識しました。問題を解く ⇄ 正解・不正解に関わらず振り返りをする、これを繰り返していくと確実に点数が上がってくるので、自分を信じられるようになってきました。

全体スケジュール計画では、ワイン概論とフランス・イタリアは1ヶ月程度、それ以降の国は1〜2週間程度で進め、7月中旬以降には模試に取りかかる予定でした。4月までは集中して取り組んだためか、反動でGWあたりに盛大な中だるみ期がやってきました。まるでダイエットのようです。。5月は一向に進まず、全体的なスケジュールとしてはひと月ほど後ろ倒しになりました。

1本の動画を消化するためには90分必要

日々のスケジュール計画では、45分を1マスとして毎日3〜4マスの時間を確保予定でした。とはいえ出勤前に2セット、仕事後に2セットとなるとかなり厳しかったです。ワイン概論・フランスあたりまでは出てくる言葉も意味不明。集中して勉強しないと理解できないことばかりで、なんとか眠気や疲れと戦いながら進めました。

1本の動画に対し、教本や講座文を読むのに45分ほど。プラスして問題を解くのを45分ほど。これを何回か繰り返しやっと動画1本分が進む、という感じでした。勉強するうちに、148本の動画をそのペースで進めるとなるとかなり時間が必要になる・のんびり進めていたら時間がいくらあっても足りないと感じました。そこで前述のように全体計画を立てました。

部屋に勉強ゾーンを設置、勉強を生活の一部とする

勉強机はダイニングテーブル(4人掛け用)と兼用しました。テーブル半分は常に教本やパソコン、文具類をセットした勉強ゾーンとし、座る位置によって食事ゾーンと勉強ゾーンを行き来できるようにしました。動線をあまり区切らず、勉強を生活の一部に組み込みたかったからです。

アドバイス通り教本の背表紙を取り分解し章ごとに分けたところ、かなり便利でした! 各章のボリュームが可視化されるためそれぞれのゴールが見えやすく意欲を保ちやすかったです。各章の厚みによって「この章を終わらせるのには1週間かかりそう」などの必要期間も見えてくるので、それを元に全体的なスケジュールを立てたり軌道修正をしたり。また模擬試験の採点後に振り返る際も、あのページのあの辺りに書いてあった!と思い出しやすかったです。

教本以外に購入したのは、おすすめ書籍に上がっていた参考書1冊と日本&世界地図です。参考書は目を通しておいた方がいいかなと思い購入しました。教本内容がまとまっているので確かに見やすいのですが、山崎先生が「教本の隅々から出題される」と仰っていたので結局教本も見ることになり、自然と教本1冊で勉強する流れになりました。

産地は地図で位置を確認すると、理解が深まる

地図は、日本の勉強をする頃になって購入しました。個人的に馴染みがない地区名が多く出てくるため(九州在住のため山梨・長野・北海道あたりは方角や位置関係がよく分からず)、必要性を感じての購入です。各国を一通り勉強したあとに地図で位置を確認すると、気候や緯度などの理解が深まる感じがしました。

教本の情報量がとにかく多いのでノートにまとめたくなるのですが、それをやっていると時間がいくらあっても足りなくなると感じました。参考書に対する考え方と同じで、後々見返すものは何なのか、それによるかと思います。わたしは教本に直接書き込みしたりマーカーを引いたりしました。ただ各章最初のページに載っている国の地図は大きくコピーし、書き込みして部屋に貼って使いました。

1本の動画がそこまで長くないので、仕事中一人になれるタイミングがあるとイヤホンをつけて耳から聞くだけ、という使い方もしました。