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ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス K.Mさん

第2章 限られた準備時間での一次試験対策に関しての要

CBT方式で受験日を2日選択できたため、どちらも8月末の最後の週に設定しました。試験前の最後の1ヶ月は家族の夏休みに合わせ、試験前日まで旅行に出ていて殆ど勉強時間の確保ができず、模試も受けられなかったので、実質4ヶ月強の準備期間でした。

そんな限られた準備時間での個人的な一次試験対策の要は

  1. 決まった勉強時間の確保
  2. 一日一問メルマガの有効活用
  3. 手作りファイル、一問一答ノートの作成
  4. 携帯やパソコンなどで模試に取り組む

であったと思います。

1. 決まった勉強時間の確保

至極当たり前のことなのですが(笑)、仕事、家事、子育てをしながらの変則的な生活で毎日決まった勉強時間を確保することが始めは一番大変でした。

最初は夜に勉強していたのですが、最終的には午前3時に起き、ゆっくりと目を覚ましながら子供が起きてくる午前5時前くらいまでの実質1時間半程を日々の勉強時間にあてました。

週末は平日より勉強時間がとれず諦めました。クラスメイトは休日に5時間〜7時間程集中して勉強している方が多かったように思います。

進度としては毎週のスクールの小テストに合わせ、国ごとに教本を読み込み集中してインプット。ただ、覚える量が膨大なので、一度教本に目を通した後は、ワイン受験.comやその他の問題集でその国の問題を集中して解き、よく出る問題や大事な箇所をアウトプットしながら全体像を把握していくのが良いと思います。

2. 一日一問メルマガの有効活用

まとまった勉強時間が限られていた私にとって、ワイン受験.comの一日一問のメルマガは本当に本当に役立ちました。

正直に言うと登録し始めの頃は設定を細かく変えていなかったので有効に活用できていませんでしたが、もっと早く、初めから配信の設定を細かく変更していればよかったです。

最後の方は焦りもあり、苦手な分野や記憶が薄れつつある項目などを意識的に配信してもらうように設定の変更を日々行っていました。設定の変更も容易で素晴らしいです!

回答がすぐ下にあるのでクイックな隙間時間の勉強にはぴったりです。最初はちんぷんかんぷんでしたが、最後の方は正解できるようになり、クイズ感覚で楽しみながら解いていました。

現在も知識が薄れないようにメルマガはそのまま登録し、毎日全体分野から配信してもらって復習に役立てています。

3. 手作りファイル、一問一答ノートの作成

大量の情報を整理するため、ルーズリーフに国ごとに地図や暗記項目を自分なりに整理した手作りファイルも役立ちました。

100円ショップなどで売っているスライド式のプラスチックのルーズリーフクリップで国ごとにまとめ、表紙には必ずヨーローパ全体の地図を手書きし、その国に色付けして近隣国との位置関係がわかるようにしておきました。新世界に入り、細かい情報が増えてくるとのちのち国の位置を把握しておくことで理解が容易になることが多々あり個人的には便利でした。

一問一答ノートは、最初は手書きの単語帳を作っていたのですが、量が膨大になってしまうため、B5サイズのノートの左に自分で解いて間違った問題を、右に答えと自分なりの簡単な解説を書き込み、常に持ち歩けるようにしていました。

答えの部分は赤ペンで書くと暗記シートも活用できて便利でした。地図も大事なので、地図は地図でまとめて大判の単語帳を作りました。本番直前に眺めて簡単に復習ができ、かなり役立ちました。

4. 携帯やパソコンなどで模試に取り組む

CBT試験はパソコンでの受験となるため、紙と鉛筆で解くのとは雰囲気も異なり、理解できているはずのことも一瞬分からなくなるような錯覚に襲われました。全体の仕上げとしても、普段からランダムに解いていける携帯やパソコンでの模試に慣れておく必要性を感じました。