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ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス H.T.さん

第1章: 1月にワイン受験.comに申し込み、教本が届くまでは動画を視聴

受験のきっかけは行きつけだった大阪のワインバーのオーナーソムリエの方に、「単なるワイン好きで終わるのはもったいない」「知識を持って飲むのと持たずに飲むのとではワインを楽しめる幅が大きく違う」と強く勧められたことです。

正月に目標を定め、ワイン受験.com申し込み

ワインエキスパートにはチャレンジしたいけど、受験勉強はかなり大変で、「最低2年くらい掛かる」、「高額なワインスクール通学必須」と勝手に思い込んで、数年間は二の足を踏んでいました。そんな中、山崎先生の独学向けオンライン動画があることを別の知人を通じて知ったのです。

2023年の正月に今年の目標を「ワインエキスパート独学で一発合格」と決めて、1月下旬にはワイン受験.comの動画視聴と問題集の契約をしました。

動画で予習 1月~3月

ワインエキスパートの受験願書受付、教本の発送は3月になるということで、教本も手元になく手持無沙汰だったので、まずは重要なポイントをノートに書き留めながら動画を視聴し始めていきました。

大学の講義を聞きながらノートを取っているようで懐かしい感覚でした。自分が好きで興味があることだし、先生の講義は適度にワインに関する雑談が散りばめられていて面白いので全く苦も無く取り組むことができました。

問題集にどんどんチャレンジ

毎朝 通勤前に1時間早起きしての朝活と、週末の余暇時間を使ってコツコツと勉強を進めて、ワイン概論、フランス、イタリア、スペイン、ポルトガル、ドイツまでは教本が届く前までに一通り概要を予習しました。

また、先生が繰り返しおっしゃっている通り、学んだ単元ごとに問題集にどんどんチャレンジして、出題傾向を確認していきました。今思うと、この「フライング期間」で「予習」をしておいたことが、後々の余裕を生んだ気がします。「教本が届いてから手を付けよう」と後回しにするよりも、「思い立ったが吉日」まずはやれることだけでも進めていくのが正解だと思います。

教本を裁断して読み込む 3月中旬~5月中旬

3月中旬に教本が届いたので、早速 キンコーズで裁断して複数のバインダーに小分けにしました。(メジャー地域、マイナー地域、ワイン以外、いま学習中のパート といった具合に)

分厚い一冊のままだと、教本をいちいち開くのが億劫になってしまうので裁断分割することを強く勧めます。私は教本を持ち歩くことは滅多にしませんでしたが、学習中の単元を一時的に小さくまとめておくことで、教本を開くことが気軽になりました。

教本が手元に届いてからは新世界のメジャー産地(米国、豪州、NZ、チリ、アルゼンチン、南アフリカ)について、教本と照らしながら、動画視聴をしてノートを取りながら学びました。 並行して、通勤電車の中で問題集もポチポチやって、出題傾向と自分の弱点はチェックしました。

学習 → 問題集 → 間違いチェック → 復習 の反復学習が大事だと思います。

そして、4月前半は満を持して日本の勉強にじっくり取り組みました。教本を一番読み込んだのは日本だと思います。私は冬場にスキーをするので、山梨や長野、北海道といったエリアには土地勘があるので産地のイメージがし易かったです。冬以外の季節に日本のワイン産地を訪れてみたいと思いました。