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ソムリエ試験 合格者の感想とアドバイス Shunya Satoさん

第2章 いざ勉強! 勉強のポイント1〜2

早速試験に申し込み、いざ教本が届いてみると「教本が分厚い(約3センチ)。。。文字が多い。。。これをたった半年で!?」と、初めから心が折れそうです。やや老眼となった眼には教本の文字も小さくて読み辛い。

どうやって勉強するか色々考え実行してきましたが、今振り返るとポイントは以下の5点だと思います。

1. とにかく早めに勉強しておく

とにかく覚えるべきことが沢山あるので、早めに勉強を進めておいた方が良いです。山崎先生イチ押しの参考書、杉山明日香さんの「ソムリエ試験対策講座」は4月後半発売なので、それまでは教本を中心に、主要国の問題と教本確認をしておくべきです。

私はこれを怠ったので、後半非常に苦労しました。。。

しかし教本を読むのは大変!

私の場合、とりあえず一読しよう!と読み始めたものの、教本自体のボリュームが凄いので、読む時間の確保が大変でした。移動中、昼休み、会議の合間や出張先での隙間時間など、ちょっとした時間があるときは、外出中・職場問わずとにかく読んでましたが、今思うとそれよりは覚えるべき表や地図を整理していた方が良かったと思います。

教本は、教養書としては素晴らしいので読み応え十分で面白いのですが、一から読んでいてはいくら時間があっても足りません。そもそも一回読んだ位では覚えられないし、勉強の過程で後から何回も教本を見直すことになるので、初めから頑張って読む必要はなかったな、と後悔しています。

2. 表や地図で覚えるものは、自分なりに再整理する

教本や参考書にある情報は、教本と違う観点でノートに纏めると記憶しやすいと思います。

例えば、ボルドーの格付けは級別に記載されていますが、ノートに取るときは地域別に記載します。そうすることで、教本とは違う観点が見えてきます。その気付きが記憶に役立ちます。また、ネットには各シャトーがどこにあるのかの地図情報もあるので、合わせてまとめることで、教本では見えない特徴も浮かび上がってきます。

時間を惜しまずノートに書く

各AOCやDOCG、AVA、ベライヒ等も表だと覚えにくいので、自分でノートに地図を書き整理するのが良いと思います。同時に周囲にある山脈や川、海(+特徴的な「風」)も記載します。そうすることで、産地名や村名等の特徴も浮かび上がり、理解しやすくなると思います。

しかし、私はボルドーやブルゴーニュ付近こそ4月にやりましたが、その他のAOCやイタリアのDOCG、アメリカのAVA、ドイツのベライヒなどの本格的な整理は7月から行ってしまいました。時間を惜しみ参考書と問題集だけ乗り切ろうとした結果、結局覚えきれず、7月になって改めてノートに再整理するはめになりました。。。(かなり後悔)