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フライトNo.8 赤基本3品種 新世界編

ソムリエ、ワインエキスパート二次試験対策ワインセット

次のフライトでは、もう一度基本3品種を練習しましょう。ただし今度はフランス産ではなく、新世界産のワインで練習します。フライトNo.4と同じパターンを違うワインで練習しましょう。こうやって同じパターンの練習をひたすら反復練習することは、とても大切なのです。こんなふうに練習すれば、どんなにテイスティングに自信が無い方でも、品種を間違いなく区別できるようになってきます。

ソムリエ、ワインエキスパート二次試験は、昔は100%フランスワインが出題されていましたが、10年くらい前から新世界産のワインも出題されるようになりました。現在、出題の半分はフランスをはじめとするヨーロッパ産ですが、半分は米国をはじめとする新世界産です。特に米国とオーストラリアのワインがよく出題されます。

このフライトも、作者が試験に出そうなものを厳選してみました。それぞれの品種について最も試験に出やすいスタイルのものを飲み、「こういうのが試験に出るのだ」ということを理解しましょう。

1. カベルネ・ソーヴィニョン

ワインラベル
ワイン名
プランタジェネット・カベルネ・ソーヴィニョン
産地
オーストラリア、西オーストラリア州
生産者
プランタジェネット・ワインズ
収穫年
2013年
インポーター
ファームストン株式会社
一般的な小売価格(税抜)
3,280円
アルコール度数
14.0%
このワインの入手方法
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フライトNo.4で練習したカリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニョンと同じスタイルのワインですがオーストラリア産です。新世界のカベルネ・ソーヴィニョンは米国産とオーストラリア産が出題されます。フライトNo.4では米国産を練習しましたので、今度はオーストラリア産で練習しましょう。

これは、西オーストラリア州のワインです。西オーストラリア州は、オーストラリア最良のカベルネ・ソーヴィニョンを生産する産地の一つです。ソムリエ、ワインエキスパート二次試験では必ず飲んでおくべき1本でしょう。

このワインは、フライトNo.4よりもさらに新世界のカベルネ・ソーヴィニョンの特徴がはっきり出ています。ソムリエ、ワインエキスパート二次試験に出されるワインの中では最もわかりやすいワインの一つでしょう。このようなワインが出題されたら絶対に外してはいけません。色、香り、味わいをしっかりと頭に入れてください。

トレーニングのポイント

外観の粘性の強さ、甘く香ばしい樽香の強さ、味わいの濃厚さ、アルコールの強さに注目してください。典型的な新世界産のカベルネ・ソーヴィニョンです。特にオーストラリア産によく見られるスタイルのワインです。

多くのワインスクールでは、このようなカベルネ・ソーヴィニョンワインをボルドーのカベルネ・ソーヴィニョンワインと比較し、フランスと新世界のワインのスタイルの違いを学びます。ワインスクールに通っていない方も、ぜひ同じように練習して、違いを見極められるようになりましょう。フライトNo.7またはNo.11のカベルネ・ソーヴィニョンと比較すると良くわかると思います。

なお、このワインのような甘い果実の香りは、ソムリエ、ワインエキスパート二次試験では「ブラックチェリー」と表現されます。ブラックチェリーはフランスではポピュラーなフルーツですが、日本では一般的ではありません。良くわからない方はジャムで覚えましょう。チップトリー社のジャムが最適です。作者が教えているワイン初級クラスでも教材として使っていて、自信を持っておすすめできます。ヨーグルトにかけて毎日食べていると自然に覚えられますよ。

2. ピノ・ノワール

ワインラベル
ワイン名
フォリス・ピノ・ノワール または クーパー・マウンテン・ピノ・ノワール(画像はフォリスのものです)
産地
アメリカ、オレゴン州
生産者
フォリス・ヴィンヤーズ または クーパー・マウンテン・ヴィンヤーズ
収穫年
2012年(フォリス)、2013年(クーパー・マウンテン)
インポーター
株式会社モトックス
一般的な小売価格(税抜)
2,850円(フォリス)、3,550円(クーパー・マウンテン)
アルコール度数
13.9%(フォリス)、13.0%(クーパー・マウンテン)
このワインの入手方法
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ピノ・ノワールは新世界産の場合、おそらく米国、オーストラリア、ニュージーランド、いずれかの産地のワインが出題されるでしょう。フライトNo.4ではニュージーランド産で練習しましたので、今度は米国産です。2銘柄選びました。

米国産の場合、カリフォルニア州ソノマ郡の濃厚なスタイルのものか、オレゴン州の軽めのスタイルのものが出題されると考えられます。最近はどちらかというと軽めのスタイルのものが流行で、より出やすいと考えられますので、軽めのスタイルで、最も一般的な3,000円くらいのものから、典型的なものを選びました。

トレーニングのポイント

試験にピノ・ノワールが出題された時、フランスか新世界かを見わけるポイントの一つとして樽香があります。試験に出題されるフランス産ピノ・ノワールは、安価なため樽香が感じられないものがたくさんあります。しかし、新世界産のピノ・ノワールは、ブルゴーニュと異なり、樽香がほぼ全てのワインで感じられます。

このワインは、フライトNo.4に比べて樽香が弱いのですが、樽香がわかりますか? 樽香が弱いのでバニラビーンズのような香りは感じられないと思いますが、ナツメグのような香りが感じられます。このナツメグの香りも樽熟成に由来します。良くわからない方は本物を買って嗅いでみましょう。余ったらハンバーグを作る時に入れるか、ハンバーグに直接振りかけてもすごく良い香りでおいしいですよ。

3. シラーズ

ワインラベル
ワイン名
ショウ・アンド・スミス・シラーズ
産地
オーストラリア、南オーストラリア州
生産者
ショウ・アンド・スミス
収穫年
2012または2013年(画像は2012年のものです)
インポーター
ファームストン株式会社
一般的な小売価格(税抜)
3,500円
アルコール度数
13.5%
このワインの入手方法
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シラー(シラーズ)の場合、新世界であれば間違いなくオーストラリアが出題されるでしょう。ソムリエ、ワインエキスパート二次試験対策では、必ず飲んでおくべきワインの一つです。

試験に出される典型的なワインは。発酵をステンレスタンクで行った後、新樽で熟成させたものです。そして、強い樽香が感じられることが多いと思います。シラーズは、樽材としてアメリカン・オークかフレンチ・オークを使います。フライトNo.4ではアメリカン・オーク樽熟成のワインで練習しましたので、今度はフレンチ・オーク樽熟成のワインで練習しましょう。

トレーニングのポイント

このワインはとても甘い香りがします。典型的なオーストラリアのシラーズの香りです。プルーンの香りがわかりますか? プルーンの香りは、ブドウの熟度が非常に高く、過熟なくらい熟した時に出てくる香りで、ソムリエ、ワインエキスパート二次試験では、この香りが感じられたらかなり高い確率でオーストラリアのシラーズだと思って間違いありません。

覚えておくべき香りの一つなので、これもぜひ本物の香りを知っておいてください。なお、このような香りはソムリエ、ワインエキスパート二次試験では「干しプラム」と表現します。

また、樽香も強く感じられます。ただし、このワインはフレンチ・オーク樽熟成です。フライトNo.4のシラーズはアメリカン・オーク樽熟成だったのでココナツミルクの香りが強く感じられましたが、このワインはフレンチ・オーク樽熟成なのでバニラビーンズの香りが強く感じられます。

このページで紹介したワインの入手方法

大きなワインショップに行き、ワイン名、生産者、収穫年、インポーターを告げて取り寄せてもらいましょう。または、ネットで検索して買っても良いでしょう。

お近くに適当なワインショップが無い方は、プレミアムワイン専門店「オペラ」で全く同じワインを販売しています。ワイン受験.comの作者、山崎和夫が作成した模範解答付きです。