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フライトNo.2 白基本3品種 新世界編

ソムリエ、ワインエキスパート二次試験対策ワインセット

次のフライトでは、もう一度基本3品種を練習しましょう。ただし今度はフランス産ではなく、新世界産のワインで練習します。

ソムリエ、ワインエキスパート二次試験は、昔は100%フランスワインが出題されていましたが、10年くらい前から新世界産のワインも出題されるようになりました。現在、出題の半分はフランスをはじめとするヨーロッパ産ですが、半分は米国をはじめとする新世界産です。特に米国とオーストラリアのワインがよく出題されます。

新世界産のワインも、作者が試験に出そうなものを厳選してみました。それぞれの品種について最も試験に出やすいスタイルのものを飲み、「こういうのが試験に出るのだ」ということを理解しましょう。

1. シャルドネ

ワインラベル
ワイン名
スペルバウンド・シャルドネ
産地
米国、カリフォルニア州
生産者
スペルバウンド
収穫年
2014年
インポーター
ジェロボーム株式会社
一般的な小売価格(税抜)
2,600円
アルコール度数
13.5%
このワインの入手方法
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フライトNo.1で練習したブルゴーニュのシャルドネと同じく、樽香のあるシャルドネです。フランス以外の国のシャルドネは、米国産かオーストラリア産が出題されると思いますが、一番出やすい米国産を選びました。

ソムリエ、ワインエキスパート二次試験に出されるワインの中では安価な部類に入りますが、品種と産地の個性はとてもはっきりしています。いかにも試験に出そうな1本です。ぜひ飲んでみてください。

トレーニングのポイント

多くのワインスクールでは、このようなシャルドネワインをブルゴーニュのシャルドネワインと比較し、フランスと新世界のワインのスタイルの違いを学びます。ワインスクールに通っていない方も、ぜひ同じように練習して、違いを見極められるようになりましょう。

シャルドネは基本となる品種なので、多くの受験者が品種は正解します。なので人より良い得点を取るためには、生産国まで当てたいところです。ぜひ、フライトNo.1のシャルドネとこのシャルドネをグラスを並べて比較し、フランスのシャルドネと新世界のシャルドネの違いを知ってください。

通常は、新世界の産地のほうが気候が良いため、フランスよりもブドウの熟度が高くなります。そのためワインは、アルコールと果実風味のボリュームがより大きくなります。また、全体的にワインの風味がきれいで清潔な感じになります。抽象的な表現ですが多くの人が感じているポイントです。ぜひこのポイントをマスターしてください。

2. リースリング

ワインラベル
ワイン名
ザ・ロッジ・ヒル・リースリング
産地
オーストラリア、南オーストラリア州、クレア・ヴァレー
生産者
ジム・バリー
収穫年
2014年
インポーター
ジェロボーム株式会社
一般的な小売価格(税抜)
3,200円
アルコール度数
11.7%
このワインの入手方法
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リースリングは新世界産の場合、おそらくオーストラリア、南オーストラリア州、クレア・ヴァレーのワインが出題されるでしょう。ここは新世界を代表する著名なリースリングワインの産地であり、日本にもたくさん輸入されています。

いろいろなものがありますが、5,000円を超えるような高級品は、輸入量も少なく、試験には出にくいと思います。ここでは、最も一般的な3,000円台のものから典型的なものを選びました。

トレーニングのポイント

クレア・ヴァレーのリースリングは、とても有名で出題されやすいワインの一つです。この産地のことをよく知らない方は、まず飲んでみましょう。ここは標高が高いため寒冷な産地で、ブドウが時間をかけてゆっくり熟すため、レモンのようなさわやかな香りに少し甘い香りが合わさり、とても心地良い香りに感じられます。

この果実の香りは、ソムリエ、ワインエキスパート二次試験では「柑橘類」「青リンゴ」などと表現すれば良いでしょう。

そして花のような華やかな香りがあります。一方でワインが若いために石油香はほとんど感じられないと思います。この花の香りは、ソムリエ、ワインエキスパート二次試験では「アカシア」や「菩提樹」と表現します。

飲んでみてください。一言で言うと「おいしい」のです。通常このように「おいしい」と感じられるリースリングワインは、フランス産だと5,000円よりも上の価格帯となり、試験には出にくいのです。単純に「おいしい」と感じることも、産地を見極める大切な手がかりになります。ぜひフライトNo.1のリースリングと飲み比べてみることをおすすめします。

3. ソーヴィニョン・ブラン

ワインラベル
ワイン名
ドッグ・ポイント・ソーヴィニヨン・ブラン
産地
ニュージーランド、マールボロ
生産者
ドッグ・ポイント・ヴィンヤード
収穫年
2015年
インポーター
ジェロボーム株式会社
一般的な小売価格(税抜)
3,300円
アルコール度数
13.5%
このワインの入手方法
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ソーヴィニョン・ブランの場合、新世界を代表する産地は、何といってもニュージーランドのマールボロです。ソムリエ、ワインエキスパート二次試験対策では、必ず飲んでおくべきワインの一つです。

試験に出される典型的なワインは。発酵も熟成もステンレスタンクで行い、木樽は新樽も古樽も使わないタイプです。木樽熟成に由来する複雑な風味はありませんが、良い意味ですっきりとした、クリーンな味わいのワインになります。

トレーニングのポイント

まず、このワインの中からパッションフルーツの香りを見つけてみてください。パッションフルーツの香りは、ソーヴィニョン・ブランを識別する重要な手がかりです。そして特にニュージーランド産のワインに強く感じられます。

ワインの中で非常に明確に香りますので、この香りを覚えていれば、ニュージーランド産のソーヴィニョン・ブランはすぐに当てられるようになります。パッションフルーツは、日本では一般的ではないフルーツなので香りを知らない方も多いと思います。しかし重要な香りです。ぜひ本物を買って食べてみましょう。6〜8月が旬の果物です。冷蔵庫で冷やして食べるととてもおいしいですよ。

このページで紹介したワインの入手方法

大きなワインショップに行き、ワイン名、生産者、収穫年、インポーターを告げて取り寄せてもらいましょう。または、ネットで検索して買っても良いでしょう。

お近くに適当なワインショップが無い方は、プレミアムワイン専門店「オペラ」で全く同じワインを販売しています。ワイン受験.comの作者、山崎和夫が作成した模範解答付きです。