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セットNo.14 日本編

ソムリエ、ワインエキスパート二次試験対策ワインセット

2018年6〜7月に開催されたソムリエ協会の講習会でも、日本の解説にはかなりの時間が割かれていました。

今年も日本ワインが出るかもしれません。ぜひ対策をしておきましょう。もし日本ワインが出題されるなら、下記の品種が出題されるものと思います。

  1. 甲州(白ワイン)
  2. マスカット・ベーリーA(赤ワイン)
  3. メルロ(赤ワイン)

このフライトでは、作者がソムリエ、ワインエキスパート二次試験に出そうなスタイルの日本ワインを厳選してみました。それぞれの品種について最も試験に出やすいスタイルのものを飲み、基本品種とは違うポイントを理解して覚えましょう。

1. 甲州

ワインラベル
ワイン名
甲州・勝沼町収穫・ヴィンテージ
産地
山梨県
生産者
勝沼醸造
収穫年
2015年
このワインの入手方法
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もし日本の白ワインが出題されるならば、おそらく甲州が出題されるでしょう。甲州には甘口のものと辛口のものがありますが、試験に出されるならおそらく辛口、そして発酵も熟成もステンレスタンクで行い、新樽熟成の香りの無いものと思われます。

また、試験に出題するためには、ある程度まとまった本数が必要です。日本ワインは畑の面積が狭いため、意外と生産本数の少ないワインが多いのですが、そういうのは出題しにくいと思います。ある程度大手で有名なワインにしぼられるでしょう。

トレーニングのポイント

甲州は、応用品種のミュスカデと良く似ていて見極めが難しいのです。つまり、どちらの品種も風味に「特徴が無いこと」が特徴だと思ってください。

ポイントは色調です。多くの甲州は色がとても薄く、ワインによってはほとんど無色透明に近いものもあります。このワインもとても淡い色ですよね。この色を頭に入れておきましょう。

2. マスカット・ベーリーA

ワインラベル
ワイン名
ジャパンプレミアム・マスカット・ベーリーA
産地
山梨県、長野県
生産者
サントリー
収穫年
2015年
このワインの入手方法
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もし日本の赤ワインが出題されるならば、最も出題されやすいのはマスカット・ベーリーAでしょう。一次試験で勉強したように、この品種は2013年にOIVのリストに掲載が認められた日本を代表する品種です。

試験に出されるなら、発酵はステンレスタンクで行い、熟成はステンレスタンクまたは旧樽で行った、新樽熟成の香りの無いものと思われます。また、甲州と同様、ある程度大手で有名なワインにしぼられるでしょう。

マスカット・ベーリーAは、ヴィティス・ヴィニフェラ系の品種(ワイン用)とヴィティス・ラブルスカ系の品種(生食、ジュース用)の交配品種です。生食、ジュース用の品種からワインを造ると、フォクシーフレーバーと呼ばれる独特の甘い香りがワインの中に現れ、これが見分けるときの手がかりとなります。

トレーニングのポイント

甘いキャンディ香があり、渋みの穏やかなワインですよね。そのため、ガメと良く似ているな、と思われるでしょう。マスカット・ベーリーAは、ガメと区別ができるかどうかが鍵となりますので、比べてみると良いと思います。ポイントはフォクシー・フレーバーの有無です。

ファンタ・グレープをどこかで買ってきてグラスに注ぎ、マスカット・ベーリーA、ガメと並べて飲んでみてください。ファンタ・グレープとマスカット・ベーリーAには良く似た甘い香りがあり、それがガメには無いのが分かりますか? その香りがフォクシー・フレーバーです。

3. メルロ

ワインラベル
ワイン名
シャトー・メルシャン・長野メルロー
産地
長野県
収穫年
2015年
このワインの入手方法
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一般的にはメルロは、フランスのボルドー地方産か、米国のカリフォルニア州産のワインが出題されると思われますが、今年は日本産が出題されるかもしれません。日本のメルロは、前二者と比べて少し趣の異なるワインなので飲んでおきましょう。

一般的に試験に出題されるメルロは、

  • 甘い新樽熟成の香りが強くあること
  • 甘い果実、特にジャムの香りが強くあること
  • 渋みは強くなく、なめらかでアルコールのボュームがあること

が特徴と思って良いのですが、日本のメルロはもっとブドウの熟度が低く、酸味が強い、エレガントなスタイルのワインです。

トレーニングのポイント

飲んでみてください。なんとなくボルドーのカベルネ・ソーヴィニヨンに似ていると思いませんか? 特に気温の低い収穫年のカベルネ・ソーヴィニヨンと良く似ていると思います。

きっちり見分けるのは難しいので、このようなワインを飲んで迷ったら、無理をせず品種はカベルネ・ソーヴィニヨン、生産国はフランスと選ぶことをおすすめします。通常はその方が安全な回答です。

しかし、試験で例えば赤ワインが2本出題されたとき、もう1本が明らかにカベルネ・ソーヴィニヨンだと思われたとします。その場合カベルネ・ソーヴィニヨンが2本出題されるとは通常考えられませんよね。そういう場合に限り、メルロという品種を思い出してください。

このページで紹介したワインの入手方法

インターネットで探して購入されると良いと思います。収穫年などが変わっていても、ワインのスタイルは大きくは変わりませんので、その時に買えるものを入手されることをおすすめします。